京北(きょうほく)教会ブログ──(2010年〜)

日本基督(きりすと)教団 京北(きょうほく)教会 公式ブログ

<日本基督教団総会(第42回)を訪れて>(2022)

 

 日本基督教団総会(第42回)を訪れて—

 

    2022年 9月27日(火)〜29日(木)
        於 東京 池袋 ホテル・メトロポリタン

(注)「基督」は「キリスト」と読みます。
 ふだん使う「日本キリスト教団」という表記は、通称としての公式表記です。

 コロナ禍のために、本来は2年に1度の総会を2度延期して、
  今回、4年ぶりの総会です。
 
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(以下、過去のブログを参考として掲げます)

下記のアドレスをクリックすると、

日本基督教団(第39回)総会を訪れて」のブログが開きます。…………………………………………………………………………………………………………………………

下記のアドレスをクリックすると、

日本基督教団(第40回)総会を訪れて」のブログが開きます。

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下記のアドレスをクリックすると、

日本基督教団(第41回)総会を訪れて」のブログが開きます。

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このほかにも、京北教会ブログの一環として、
様々な教会などを訪れた「あちこち訪問記」のアドレスは、
以下です。よろしければご覧ください。

http://kyohhokuchurch.aikotoba.jp/houmon.htm

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 エスカレーターに乗って会場のフロアに。

 地域ごとに並んで、受付をします。

 総会議員は400名。今回は開会時で335名出席でした。
 やはりコロナの影響でしょうか?

 会場に入ると、地域別に座席が決まっています。
 「京都」は京都教区、すなわち滋賀県京都府からの議員です。

 今回、コロナ対策のために、この大会場に議員370名、
 別の会場に推薦議員30名と准議員となります。
    今までは、大会場に傍聴席を設けていましたが、なくなりました。
    傍聴は事前許可制のオンラインのみになります。


 今回の総会にはテーマが掲げられました。
 礼拝から愛の業へ。—試練の中での日本伝道の推進—。

感染対策のアクリル板がすべての席にあります。

 だんだんと議員の来場が増えてきました。もうすぐ開会礼拝です。

 こちらは、推薦議員30名と准議員の会場。

 

 こうして、音声と画像で、本会場と別会場をつないでいます。

 定刻となり、開会礼拝を始めます。
 別会場ともスクリーン画像でつながっています。

 この大人数で讃美歌を歌う姿は壮観です。

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               開 会 礼 拝   
                            司式者 須賀香世
                             奏楽者     飯  靖子

 前 奏 Sursumu Corda (心を高くあげよ!) 
 招 詞    申命記 30章 19〜20a節
 讃美歌 讃美歌21 18「心を高くあげよ!」
 交読詩編 130編
 讃美歌 讃美歌21 162「見よ、きょうだいが」(3回繰り返す)
 聖 書 

詩編133編1節

「見よ、兄妹が共に座っている。
 なんという恵み、なんという喜び。」

マタイによる福音書 9章9〜13節

「イエスはそこをたち、通りがかりに、マタイという人が収税所に座っているのを見かけて、『わたしに従いなさい』と言われた。彼は立ち上がってイエスに従った。イエスがその家で食事をしておられたときのことである。徴税人や罪人も大勢やって来て、イエスや弟子たちと同席していた。ファリサイ派の人々はこれを見て、弟子たちに、「なぜ、あなたたちの先生は徴税人や罪人と一緒に食事をするのか」と言った。イエスはこれを聞いて言われた。「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。『わたしが求めるのは憐れみであって、いけにえではない』とはどういう意味か、行って学びなさい。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」

 祈 祷
 説 教 「罪人の救い・あわれみの主」 平野克己牧師 (代田教会)
    祈 祷 
    讃美歌 讃美歌21 531「主イエスこそわが望み」
    信仰告白  日本基督教団信仰告白 
 献 金
 祈 祷
   主の祈り
   讃美歌 讃美歌21 89「共にいてください」(3回繰り返す)
   祝 福
   後 奏 Nun danket alle Gott (感謝にみちて) J.S.Bach
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 開会礼拝を終了。
    会議の準備でしばし休憩です。

 いよいよ総会の会議が始まります。

 1日目の夕食前までの時間が終了しました。
   夕食は各人、外に食べに行きます。
   何か買ってきて、会場で食べることも許可されています。

 ここは東京の池袋。駅に近く、店がたくさんあります。

 例年でしたら、夕方には海外教会からの来賓挨拶がありましたが、
   コロナ対策のため、その時間はなくしました。
   夕食後も会議が続きます。

 会議終了後、総会特別委員会の方々は仕事が始まります。
 報告審査、財務審査、教区記録審査です。
    筆者は過去3回、報告審査委員を務めました。
    今回は初めて、総会の夜の仕事は何もなし。

  さあ、こうして長い1日が終わりました。
     ゆっくり休んで明日を迎えましょう。

 これはホテル・メトロポリタンの宿泊室です。
    筆者は常議員会があった総会前日に泊まりました。

 おやすみなさい!

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  ホテル・メトロポリタンの、バイキング朝食。とっても美味しいです。
     筆者は総会前日の常議員会のためここに宿泊、その翌日の朝食でした。
 オムレツは注文してから目の前で焼いてくれます。温かくて美味しいです。



  2日目の朝。どなたも、おはようございます。

 2日目の朝礼拝は、逝去者記念礼拝です。
 説教で、一人の女性信徒の方の生涯を通して福音が語られ、感銘を受けました。

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              逝 去 者 記 念 礼 拝
                            司式者 小林よう子
                            奏楽者 飯  靖子

 奏 楽 Promise (球根の中には) John Carter
    讃美歌 讃美歌21 475「あめなるよろこび」
 聖 書 

ヨハネの手紙1 4章 7〜21節

「愛する者たち、互いに愛し合いましょう。愛は神から出るもので、愛する者は皆、神から生まれ、神を知っているからです。愛することのない者は神を知りません。神は愛だからです。神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。わたしたちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。愛する者たち、神がこのようにわたしたちを愛されたのですから、わたしたちも互いに愛し合うべきです。いまだかつて神を見た者はいません。わたしたちが互いに愛し合うならば、神はわたしたちの内にとどまってくださり、神の愛がわたしたちの内で全うされているのです。
 神はわたしたちに、ご自分の霊を分け与えてくださいました。このことから、わたしたちが神の内にとどまり、神もわたしたちの内にとどまってくださることが分かります。わたしたちはまた、御父が御子を世の救い主として遣わされたことを見、またそのことを証ししています。イエスが神の子であることを公に言い表す人はだれでも、神がその人の内にとどまってくださり、その人も神の内にとどまります。わたしたちは、わたしたちに対する神の愛を知り、また信じています。
 神は愛です。愛にとどまる人は、神の内にとどまり、神もその人の内にとどまっていくださいます。こうして、愛がわたしたちの内に全うされているので、裁きの日に確信を持つことができます。この世でわたしたちも、イエスのようであるからです。愛には恐れがない。完全な愛は恐れを締め出します。なぜなら、恐れは罰を伴い、恐れる者には愛が全うされていないからです。わたしたちが愛するのは、神がまずわたしたちを愛してくださったからです。「神を愛している」と言いながら兄弟を憎む者がいれば、それは偽り者です。目に見える兄弟を愛さない者は、目に見えない神を愛することができません。神を愛する人は、兄弟をも愛すべきです。これが、神から受けた掟です。

説 教 「祝福された命」 小林よう子(八戸小中野教会牧師)
逝去者記念 (逝去された教師の御名前の朗読)
祈 祷
讃美歌 讃美歌21 356 「インマヌエルの主こそ」
後 奏 Abbots Leigh 「イエスは委ねられる」Micharl Burkhardt
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 2日目の議事に入ります。
 発言者は、会場内の4箇所に設置されたマイクまで歩いて、
   そこから発言します。

 総会では、三役選挙、常議員選挙があります。
   その中で、再選された方、退任された方、新任された方、
   それぞれにご挨拶をいただきます。

 どなたにも天の報いとねぎらいがありますように。


 2日目午前中の議事を終了。
   昼食で、皆さんが一斉に外に出て行きます。

 ホテル・メトロポリタンで総会をするのは今回で最後かも?
    という予想もありましたが、次回もたぶんここでしょう。

 もうすぐ2日目午後の議事に入ります。
    会議場のドアが全開なのはコロナ対策の換気のためです。


 会場内では、休憩時には、前方のスクリーンに、
   世界宣教委員会からの報告である、
   WCC(世界教会協議会)総会の動画報告がずっと放映されています。
 

 今回は海外教会からの来賓挨拶がないので、
 こうした機会に、海外教会のことを覚えたいものです。

 

 2日目の午後の議事を終了。

 夕食休憩時に、会場の一番後ろから撮影してみました。
    すごい距離感を感じます。
    ここで挙手をして発声して、議長にあてていただいて、
    マイクまで歩いて発言するのは、なかなか大変ではと思いました。


 逆にこちらは、会場の前方の壇上から見る光景。
   これもすごい距離感です。後ろの席の人が挙手するのがなんとかわかるぐらい?

 

 本当に広い会場です。

 3日間の議事を扱う議長団、議事運営委員会の皆様に感謝です。

 教団総会の2日目の夜の議事。皆様にもお疲れが出ているかと思います。

 一人ひとり、様々なことを思いながら、この場に臨んでおられます。
    どの方にも感謝を覚えます。共に、会議を作るためにこの場におられることに。


 2日目夜の議事も終了しました。
   みなさま、おやすみなさい!

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 総会の3日目。天気は曇りです。

 さあ、最後の1日。午後3時まで総会が続きます。

 朝、まだ人の少ないロビー。

 朝の礼拝を待つひととき。広い会場に少しずつ議員が来ます。


 3日目の「朝の祈り会」は、ショートメッセージと、数人の祈祷を中心に。
   皆様のメッセージや祈祷に励まされました。感謝!

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               朝 の 祈 り 会
                            司式者 戸田奈津子
                            奏楽者 飯  靖子

前 奏 Union Seminary (われら み名により) Paul Manz
讃美歌 讃美歌21 524「われら み名により」
聖 書

 ルカによる福音書 15章 11〜32節(新共同訳)

 また、イエスは言われた。「ある人に息子が二人いた。弟の方が父親に、『お父さん、わたしが頂くことになっている財産の分け前をください』と言った。それで、父親は財産を二人に分けてやった。何日もたたないうちに、下の息子は全部を金に換えて、遠い国に旅立ち、そこで放蕩の限りを尽くして、財産を無駄使いしてしまった。何もかも使い果たしたとき、その地方にひどい飢饉が起こって、彼は食べるにも困り始めた。それで、その地方に住むある人のところに身を寄せたところ、その人は彼を畑にやって豚の世話をさせた。彼は豚の食べるいなご豆を食べてでも腹を満たしたかったが、食べ物をくれる人はだれもいなかった。そこで、彼は我に返って言った。『父のところでは、あんなに大勢の雇い人に、有り余るほどのパンがあるのに、わたしはここで飢え死にしそうだ。ここをたち、父のところに行って言おう。「お父さん、わたしは天に対しても、またお父さんに対しても罪を犯しました。もう息子と呼ばれる資格はありません。雇い人の一人にしてください」と。』そして、彼はそこをたち、父親のもとに行った。ところが、まだ遠く離れていたのに、父親は息子を見つけて、憐れに思い、走り寄って首を抱き、接吻した。息子は言った。『お父さん、わたしは天に対しても、またお父さんに対しても罪を犯しました。もう息子と呼ばれる資格はありません。』しかし、父親は僕(しもべ)たちに言った。『急いでいちばん良い服を持って来て、この子に着せ、手に指輪をはめてやり、足に履物を履かせなさい。それから、肥えた子牛を連れてきて屠りなさい。食べて祝おう。この息子は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったからだ。』そして、祝宴を始めた。

 ところで、兄の方は畑にいたが、家の近くに来ると、音楽や踊りのざわめきが聞こえてきた。そこで、僕の一人を呼んで、これはいったい何事かと尋ねた。僕は言った。『弟さんが帰って来られました。無事な姿で迎えたというので、お父上が肥えた子牛を屠られたのです。』兄は怒って家に入ろうとはせず、父親が出て来てなだめた。しかし兄は父親に言った。『このとおり、わたしは何年もお父さんに仕えています。言いつけに背いたことは一度もありません。それなのに、わたしが友達と宴会をするために、子山羊一匹すらくれなかったではありませんか。ところが、あなたのあの息子が、娼婦どもと一緒にあなたの身上を食いつぶして帰って来ると、肥えた子牛を屠っておやりになる。』すると、父親は言った。『子よ、お前はいつもわたしと一緒にいる。わたしのものは全部お前のものだ。だが、お前のあの弟は死んでいたのに生き返った。いなくなっていたのに見つかったのだ。祝宴を開いて楽しみ喜ぶのは当たり前ではないか。』」

 

ショートメッセージ 「救いの出来事の後」 戸田奈津子(川内教会牧師)

祈 祷 祈りのテーマ「傷ついた世界の回復のために」
     ・ 平和を求めて            向井希夫(広島流川教会牧師)
     ・ コロナ禍の苦しみとなぐさめ     稲松義人(遠州栄光教会信徒)
     ・ 壊され続ける被造物(自然)のために 戸田奈津子(川内教会牧師)
     ・ 福音を広く分かち合うために     服部 修(蕃山町教会牧師)
     ・ 神の働きに参与するために      柳 あつ子(須磨教会信徒)

讃美歌 讃美歌21 487「イェス、イェス」
主の祈り (讃美歌21 93‒5‒B)
後 奏 Chereponi (イェス、イェス) Mark Sedio

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 午前の議事が終了。昼食休憩。
 天気はやはり曇り空。

 毎日、この建物の中に入り、そして出て、また入り…………を繰り返しました。

 今回、最後のお昼ごはん。筆者は毎回、コンビニでおにぎりと野菜ジュースなど。


 上の1枚が、今回の教団総会で私が撮影した、最後の1枚です。
   3日目午後、最後の議事に入る前の休憩時。
   アクリル板に囲まれて、皆様がこうした座席に3日間着いて、
   みんなで会議をしました。

 3日目の午後の議事は15:00少し前に終了しました。
   

 みなさん、お疲れさまでした。

 それぞれに我が家に帰りましょう。





 次は2年後の予定。そのときコロナ禍はどうなっているでしょう。
   世界はどうなっているでしょう。

   平和の内に、次回の総会を迎えられたらと思います。
   祈って、そのことを願います。