京北(きょうほく)教会ブログ──(2010年〜)

日本基督(きりすと)教団 京北(きょうほく)教会 公式ブログ

地区「新年合同讃美礼拝2024」(於 同志社教会)を訪れて       地区「新年合同祈祷会2024」(於 京都西田町教会)を訪れて

1   地区「新年合同讃美礼拝2024」を訪れて
  
同志社教会
  

2   地区「新年合同祈祷会2024」を訪れて
  
於 京都西田町教会
    (2は、このブログの後半に掲載があります)



  
        
 京都南部地区の新年宣教(礼拝と祈祷会)について

 〔歴史〕
(1)「新年合同祈祷会」は、1846年にロンドンで教派を超えて結成された「万国福音同盟」の提唱に基づき、新年第1週に超教派で行われた「初週祈祷会」が発端です。
 日本では、1860年から宣教師らが実施。1872年に初週祈祷会が横浜公会発足の契機となり、さらに、1893年東京での「第三回日本全国基督教徒大親睦会」を機に全国に普及しました。
  京都では、1890年代から超教派で熱心に毎年開催し、戦時の休止期を経て、1949年頃から教団京都市内地区(京都南部地区の前身)が継承しました。近年、初週でなく新年第2週の実施が定着したことから、2011年度に現在名に変更しました。
(2) 「新年合同讃美礼拝」は、上記の流れを背景として、年頭に新年の宣教を望み見る共同の礼拝として、京都で1890年代より、盛んに行われた超教派や各個教会の協力による新年合同礼拝の流れを、今日に継承しているものです。
           (以上、「地区報」2002年度第3号府上征三教師寄稿に基づく)

 

 以上は京都南部地区のパンフレットより引用しました。

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 道路の向かい側から見た栄光館。
 歴史の風格を感じる堂々とした建築です。

 

   2024年1月1日(月)14:00〜15:00

    日本キリスト教団 京都教区 京都南部地区
     新年合同讃美礼拝

     於 同志社女子部 栄光館 ファウラーチャペル 
      (同志社教会)
    出席者 155名

 コロナ禍になる前、2020年1月以来、
 4年ぶりの「栄光館」での新年合同讃美礼拝です。

 2021〜2023年の3回はオンライン礼拝を行いました。

 広いロビーで受付がなされます。

 

 1階に1000人、2階に600人、
    合計1600人が入ると聞きました。
   
 今回は155名が出席しました。
 コロナ禍になる前、2020年1月以来、
 4年ぶりの栄光館での新年合同讃美礼拝です。

 

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  京都南部地区 新年合同讃美礼拝 式次第 2024年1月1日

司式者 松下道成(洛陽教会)
説教者 今井牧夫(京北教会)
奏楽者 柴田 操(京都教会)

前 奏 「心を高く上げよ」(A・スミス)         奏楽者
招きの言葉 詩編121編より(「こどもさんびか」) 司式者

 目を上げて、わたしは山やまをあおぐ
  わたしの助けはどこから来るのか。
 わたしの助けは来る
  天地を造られた主のもとから。
 主がすべてのわざわいを遠ざけてあなたを見守り
  あなたのたましいを見守ってくださるように。
〔全員〕今も、そしてとこしえに。

頌 栄 「扉を開きて」讃美歌21‒3(1、2、4節) 一 同
聖 書 ルカによる福音書 10章 17〜24節     司式者

執り成しの祈り
司式者 天地万物の創造主である神さま、
    あなたは、浪費と傲慢、暴力にあふれるこの地上で苦しみ悩む全ての人のために、
 あなたの独り子を遣わし、私たちの救い主としてくださいました。御子の御降誕の喜びと、クリスマスの出来事を通して示されたあなたの愛に包まれて、私たちは今、あなたのみ前にひざまずき、私たちの罪を告白します。
 あなたのみ旨に従い、その労苦に加わってあなたの栄光を表すこと以外に幸福を求めてあなたの愛から遠ざかるときがありました。他者の人間性をおとしめるふるまいや言葉に無関心な時がありました。また、不寛容な思いにとらわれて、あるいは臆病になって、分断の壁が築かれ、憎しみと暴力の種が蒔かれることに抵抗しないこともありました。聞くべき言葉に聞かず、見るべき出来事を見過ごし、さしのべるべき手を差し伸べず、いうべき言葉を沈黙に置き換えて、あなたの愛に応えることを怠ることがありました。

 いつくしみ深い神さま、
会 衆 私たちをゆるし、いやしてください。
<沈黙>
司式者 慈愛の神さま、
 しかしあなたは、私たちの不従順にも拘わらずこの年も、あなたの救いの約束のしるしの御子を私たちの元に送り、その希望の光の中で新しい年へと歩み入ることを許してくださいました。私たちのかたくなな心、臆病、無関心、不誠実、冷淡や無気力、そしてあなたへの信仰から遠ざけるあらゆる思いをあなたの聖霊の働きによって洗い清め、飼い葉桶の御子と共に歩み出す新しい恵みの年にふさわしく、造り替えてください。
 いつくしみ深い神さま、
会 衆 私たちをゆるし、力づけてください。

司式者 私たちと共に歩んでくださる神さま、
 あなたの御子とその家族は、権力者の暴力のために難民となり、寄留の生活を強いられました。私たちが、今、難民となり、私たちの間に寄留の民として暮らす全ての人の中に、幼子とその家族の姿を見ることができるよう、私たちの心を柔らかく、寛容に保ってください。そして、彼らの上に伸べられたあなたの護りのみ翼の慈しみ深い働きに加わることができるよう、あなたの聖霊の力で私たちを力づけ、世の光、地の塩となるように私たちを遣わしてください。
 慈しみ深い神さま、
会 衆 あなたの平和を、この地上にもたらしてください。
<沈黙>
司式者 正義と公平をもってこの世を治められる神さま、
 私たちに、あなたから与えられたこの世界の自然の恵みを分かち合う知恵と、多様な文化、言語、歴史観、そして信仰の道や哲学が共に大切にされる豊かさを楽しむ心を与えてください。私たちの貪(むさぼ)りの心を癒やし、互いに与え、重んじ、支え合う喜びを知るものとしてください。そのために、今、対立し、奪いあい、殺しあう人々の間で、これをとどめる力ある人たち、政治や経済、文化の指導的な立場にある人たち、ことに国家の舵取りを握っている人たちの心を造り変え、平和のために力を注ぐよう導きを与えてください。そして私たちも、そのために力を尽くし、思いを尽くし、精神を尽くして祈り、行動することができますように。
 慈しみ深い神さま、
会 衆 あなたの平和を、この地上にもたらしてください。
<沈黙>
司式者 私たちの心の呻(うめ)きさえも祈りとしてお聴きあげになる神さま、
 あなたの御子キリスト・イエスが「このように祈りなさい」と教えてくださり、代々の聖徒たちも困難な時代を超えて繋(つな)いだ祈りに、私たちも今、声を合わせます。

 

主の祈り                   一 同
賛美歌 「喜びはむねに」賛美歌21‒271       一 同
説 教 「それでも、日を生きる」       説教者
賛美歌 「主のとうときみことばは」賛美歌284 一 同
平和の挨拶
報 告                 京都南部地区長 前川 裕(小栗栖伝道所)
献 金                      一 同
献金感謝 賛美歌21‒278(3節)         一 同
派遣と祝福                    説教者
応答唱                      有 志
後 奏 「主に望みをおく者は」(M・ジョンガス) 奏楽者

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 この日の礼拝説教をYouTubeとブログで公開しています。

  YouTube 

 

↓ブログ(京北教会「1月の礼拝説教」冒頭に収録)

 

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聖 書 ルカによる福音書 10章 17〜24節(新共同訳)

 

 七十二人は喜んで帰って来て、こう言った。
 「主よ、お名前を使うと、悪霊さえもわたしたちに屈服します。」

 イエスは言われた。

 「わたしは、サタンが稲妻のように天から落ちるのを見ていた。

  蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を、

  わたしはあなたがたに授けた。

  だから、あなたがたに害を加える者は何一つない。

  しかし、悪霊があなたがたに服従するからといって、喜んではならない。

  むしろ、あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。」

 

 そのとき、イエス聖霊によって喜びにあふれて言われた。

 「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。

  これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、

  幼子のような者にお示しになりました。

  そうです。父よ、これは御心に適うことでした。

  すべてのことは、父からわたしに任せられています。

  父のほかに、子がどういう者であるかを知る者はなく、

  父がどういう方であるかを知る者は、子と、

  子が示そうと思う者のほかには、だれもいません。」

 

 それから、イエスは弟子たちの方を振り向いて、彼らだけに言われた。

 「あなたがたの見ているものを見る目は幸いだ。

  言っておくが、多くの預言者や王たちは、

  あなたがたが見ているものを見たかったが、見ることはできず、

  あなたがたが聞いているものを聞きたかったが、聞けなかったのである。」

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 これは、初公開(?)の写真かもしれません。
    説教者の視点から見た、新年合同讃美礼拝の様子の写真です。
 賛美歌を歌う場面です。皆さんが持つ黄色い冊子は礼拝式次第です。

 

 京都南部地区長の報告。

 

 礼拝が終わり、解散です。
   ロビーでは自由に歓談がなされました。
 そして、それぞれに皆様が帰っていかれました。

 

 

 冬の寒さの中で咲く花。

 

   一つひとつの花に、命があることを思います。

 この日の夕方、能登半島地震が起こりました。
 甚大な被害に言葉をなくす思いでした。
 失われた命を追悼し、被災地のすべての方々に、
 また、救援活動にあたるすべての方々に、
 守りと導きをお祈りします。

 

 

 

 

 

 

 

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  日本キリスト教団 京都教区 京都南部地区
  「新年合同祈祷会2024」を訪れて

        2024年1月10日(水) 19:00〜20:30
         於 京都西田町教会

 コロナ禍のため2021〜2022年は、地区全体の、
 オンラインでの新年合同祈祷会をしました。
 2023年1月は各会場で対面で行いました。このときは、
 祈祷会後の茶話会は行いませんでした(第2ブロック)。
 今回は、4年ぶりに祈祷会後の茶話会も行いました。

 日本キリスト教団 京都西田町教会

〒606-8417 京都市左京区浄土寺西田町34
T. 075-761-0417
創立:1920年4月1日
兼務主任担任教師:中川 好幸(なかがわ よしゆき)
礼拝:毎日曜日10時30分から
祈祷会:毎日曜日礼拝後
教会学校あり
ホームページ:https://kyoto-nishidamachi-life.org
  

同教会ホームページ は以下をクリックして下さい。

 2023年度の京都南部地区第2ブロックの、
 新年合同祈祷会の会場は京都西田町教会でした。

 中川好幸牧師、教会のみなさま、お世話になりました!
 茶話会の美味しい手作りお菓子など、みなさまに、
     心から感謝申し上げます。

 以上の京都西田町教会の写真は2012年、2013年に、
 筆者が撮影したものです。
 祈祷会は夜なので、建物がわかる日中の写真として、
 以前の写真を掲載させていただきます。

 以下は、2024年当日の写真です。

 

 礼拝堂。オンライン配信の用意がなされています。

 

……………………………………………………………………………………………………………聖 書
  シモン・ペトロのところに来ると、ペトロは、「主よ、あなたがわたしの足を洗って下さるのですか」と言った。イエスは答えて、「わたしのしていることは、今はあなたには分かるまいが、後で、分かるようになる」と言われた。ペトロが「わたしの足など、決して洗わないでください」と言うと、イエスは、「もしわたしがあなたを洗わないなら、あなたはわたしと何のかかわりもないことになる」と答えられた。

                       ヨハネによる福音書 13章より

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 19:00〜19:40ごろ、祈祷会を終わり、
 20:00〜20:30ごろ、茶話会をしました。


 京都西田町教会のみなさまが、美味しいお菓子を、
 手作りで用意して下さり、中川牧師はサイフォンで、
 美味しいコーヒーを出して下さいました。

 みなさま、本当にありがとうございました!
 各人の自己紹介や、各教会のクリスマスの様子など、
 みなさんからお話をいただいて感謝でした。

 

 終了して、それぞれにお帰りになられます。
    

 教会の掲示板には、クリスマスの飾り。

 寒い夜にも、温かい心で帰途に就きました。

 京都西田町教会のみなさま、御礼申し上げます。
 良い一日となりました。

 

 また、来年、次の会場教会でも、楽しく有意義な、
     新年合同祈祷会ができますように!