── 1月23〜26日、北海道を訪れて──
京北教会牧師は、1月に休暇をいただき、北海道へ行きました。
教区派遣の会議への出席も兼ねて。
久しぶり、22年ぶりの、北海道。
今回のブログは、いつものブログの体裁を変えて、
写真をざーっと並べていきます。
札幌から苫小牧へと向かう電車の窓から見える景色。
雪、雪、雪。
苫小牧に到着しました。
苫小牧弥生教会。右隣は、かおり幼稚園。
明るい礼拝堂。パイプオルガンの音色がよく響きました。
礼拝後のお昼に、具だくさんの美味しいうどんを、
みなさんと一緒にいたただきました。感謝!
とっても暖まりました〜!
苫小牧の空。遠くに工場の煙突。
よく晴れた日でした。
帰りに、苫小牧弥生教会の牧師が、
雪道を車で、駅まで送ってくださいました。
ありがとうございました!
駅から、ぼんやり遠くを見る。
電車が来るまでの、1時間半の待ち時間、
駅のプラットホームには、自分以外、
誰もいなかった。私は寒さに耐えながら、
ずっと一人で立ったり座ったりしていた。
北海道では、待ち時間は駅構内の待合室にいて、
電車到着が近づいて初めてホームに出ると、
あとで聞いた。それはそうだ……めっちゃ寒い……。
札幌の夕方。
雪が山積みになった横を人間が歩く。
どこが横断歩道かなんて、全くわからない。
信号機が頼り。
車もゆっくり走り、なおかつ台数が少ない。
雪のなかの1月の札幌。
2泊した、北海道クリスチャンセンター。
ホールや会議室があるとともに、
感じの良い、そして格安な宿泊施設でもあります。
今回、利用できて本当に良かった。
札幌駅から、雪、雪、雪の道を歩きました。
ころんだのは1回だけ!
わたしが今回参加した、
北海道クリスチャンセンターで開催された会議は、
日本キリスト教団(有志)性差別問題全国連絡会の総会・研修会。
全体で60名程度の出席者だったでしょうか。
上の写真は、分団に別れて話し合う時間。勉強になりました。
会の2日目に、人権の学びの機会として、
お話をうかがう機会がありました。
講師は、ご家族とともに来てくださり、
ご苦労された個人史のお話とともに、
先祖から受け継がれたアイヌの歌、演奏、踊りを、
家族で披露してくださいました。
上の写真は、アイヌの伝統楽器を演奏する、
20才の大学生の方。お母様から教えていただいたとのこと。
初めて聴く音でした。
いろいろな文化、そして歴史を教えてくださり、
本当にありがとうございました。
講師のお母様が手縫いされた、
アイヌの文様の入った民族衣装を、
ご家族でたくさん持ってきてくださり、
それを会議の出席者みんなで着させていただいて、
最後にみんなで踊りました。
講師とそのご家族による、
参加者への、様々なお心遣いに、私は感動しました。
会の終了後、久しぶりの友人たちと、
夕食をご一緒することになりました。
島松伝道所。右は説教題の掲示板。
雪の中の、暖かな教会。
このあと、牧師四人で、
北海道料理の店に行って、
美味しいものをたくさんいただきました。
ホッキ貝の刺身、良かった!
ひらめの昆布締めの刺身、良かった!
ジンギスカン、良かった!
大きなホッケ、良かった!
その他、みんな良かった!
ごちそうさまでした。
同行いただいた、
千歳栄光教会の牧師二人と島松伝道所の牧師に、
感謝申し上げます。
翌日、オプションツアーに参加して、
札幌から千歳への途中にある、北海道記念館へ行きました。
すごい道路。雪がわきに山積み。
前を走るのは、除雪した雪を棄てに行く車。
北海道記念館の入り口から撮影。
右側にはためくのは、北海道旗。
この記念館は、昔は「北海道開拓記念館」だった。
記念館の学芸員が、見学前に講義してくださり、
予定の20分の倍の40分、話してくださった。
この記念館が、かつての「開拓記念」から、
アイヌ民族の歴史を重視して中心においた、
幅広い内容の展示へと変わった経緯や、
展示の仕方、内容にこめた思いなど、
淡々と、しかし熱い気持ちを感じる内容の、
素晴らしい講義をしてくださった。
ありがとうございます。よかった。
帰りの千歳空港で、
路面の雪が溶けて飛行機が映る様子が、
なんだか北海道らしく見えました。
飛行機の窓から見える、
まるで氷河のような、雲の切れ目。
いい休暇をいただき、ありがとうございました。
みなさまに感謝。
あれから1ヶ月、旅の写真を、
やっとブログ掲載できた……。