日本キリスト教団
安曇川伝道所を訪れて 2023
2023年8月3日(木)
京都教区の三役訪問として訪れました。
地名の安曇川は「あどがわ」と読みます。
2023年8月3日(木)京都教区の三役訪問で訪れました。
迎えていただいた伝道所の皆様に御礼申し上げます。
本ブログの写真記事掲載を関牧師に了解いただき、
感謝します。
伝道所の礼拝堂の向かいに、
保育園の大きな建物、園庭などがあります。
新しい、美しい礼拝堂です。
2020年に献堂されました。
…………………………………………………………………………………………………………………………
以下、「京都教区ニュース」(2020年10月21日発行号)より、
関 雅人牧師の文章をご紹介させていただきます。(教区議長の了解により)
安曇川伝道所に礼拝堂が与えられました
安曇川伝道所 関 雅人
安曇川伝道所に、発足以来の念願でありました礼拝堂が建ち、7月26日の礼拝において献堂式を執行いたしました。建物の最初の使用がこの献堂礼拝であり、とても新鮮な思いで感謝をささげました。
安曇川伝道所は、1954年、今西誠也牧師が郷里伝道を志して始められた集まりです。彼はまた、当時この地域に保育施設が一つもなかったので、保育園の必要を実感します。この願いに教区が全面協力、財団法人日本基督教団京都教区安曇川伝道会を発足させ安曇川保育園が開園しました。この働きのために旗を振ったのが、洛北教会斎藤文明牧師でした。保育園開園が1957年、斎藤牧師は1989年に石井英道牧師が受け継ぐまでの約30年間、理事長でした。その間、1981年には今西牧師の死という大きな出来事もありましたし、当時はJR湖西線はまだ開通しておらず、江若鉄道が浜大津から今津まで走っている時代でしたので交通の便も悪く、その労苦がしのばれます。
安曇川伝道所は発足以来、牧師住居の一室で、保育園発足以降は保育室で礼拝を守ってまいりました。2013年に新しい園舎が建ち、伝道所の礼拝にとっても少しゆとりができましたが、園の行事と礼拝堂の確保にはむつかしい時もあり、伝道所の礼拝堂が欲しいという発足以来の念願は、変わりません。しかしながら地方の小さな教会にとって、会堂を持ち維持するということには、経済的な問題だけでなくいろいろな困難があります。伝道所の総会で、あるいは信徒の懇談会で会堂建築の道を模索しているとき、園が小規模保育事業に携わることになり園舎を建てるという計画が起こり、抱き合わせのような形ではありますが礼拝堂を建てる決断をいたしました。
会堂は10m×7mの小さなものですが、教会員だけでなく保育園児たちが遊戯室ではなく礼拝堂で礼拝の時をもつという期待があり、新しい来会者もありで、将来への期待も与えられています。
…………………………………………………………………………………………………………………………
ふかふかのレザーの長いす。
とても座り心地が良いです!
広々とした礼拝堂。
講壇付近。
礼拝で用いられるオルガン。
屋根を支える柱。美しい礼拝堂です。
礼拝の司会者が座る席のカード。
これを見て毎週の礼拝の司会をなさるのですね。
礼拝堂の外には畑が広がります。
礼拝堂から畑の緑が目に入り、とても爽やかです。
広い空の下、緑に囲まれた礼拝堂です。
関牧師から伝道所の歴史のお話を聞きました。
ありがとうございました。
これからもお元気でお歩みください。
伝道所、保育園、地域のみなさまの上に、
天の神様のお守りをお祈り申し上げます。
……………………………………………………………………………………………………………………………………