京北(きょうほく)教会ブログ──(2010年〜)

日本基督(きりすと)教団 京北(きょうほく)教会 公式ブログ

京北教会のコロナ問題への対応──2020年4月5日(日)棕梠(しゅろ)の聖日から

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 2020年4月5日(日)棕梠(しゅろ)の聖日礼拝。 

 「棕梠の聖日」とは、主イエス・キリストが十字架に付けられる前に、

 都エルサレムに来られた主イエス様を、群衆が棕梠の大きな葉を振って、

 大歓迎したことによります。

 

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                      (上写真はバザールカフェの棕梠の木) 

 

 しかし、その週に主イエス様はとらえられ、十字架に付けられます。

 イエス様の受難の直前に、群衆たちによる棕梠の葉の歓迎があったのです。

 そこに、そのあとの十字架に続く、イエス様の歩みがありました。

 

 棕梠の聖日は、イエス様の受難の意味を考え、

 そこから、私たち一人ひとりの受難の意味を考えるときです。

 受難を試練と受けとめ、その意味を考えるときと言ってもいいでしょう。

 このとき、京北教会にとっての試練、受難は、

 新型コロナウイルス問題でした。

 

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 この日の礼拝直後。窓を開けて換気を始めています。

 イスなどの事前の消毒、マスク着用、手洗い、手の消毒、そして換気……。

 礼拝に関して、様々な取り組みを教会ではすでに行っていました。

 

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 そして、教会の礼拝だけでなく、運営全般を含めて、
 私たちがこれからどうするかを、
 この日の礼拝後の役員会で、よく話合いました。

 

 その結果を、文書にまとめたものが以下です。

 画像をデスクトップにコピーして、クリックすると読めます。

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 礼拝で用いる、聖書・讃美歌・主の祈りを全員の分、

 プリント用意することにしました。

 

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 讃美歌など奏楽は、ヒムプレーヤー(讃美歌演奏機)と、

 讃美歌合唱やオルガン演奏の、CD音源のネット配信を活用させていただきました。 

 また、祈祷・聖書朗読・説教はすべて事前録音の再生としました。
 (飛沫感染防止のためです。)

 以前の録音の使い回しではなく、毎回毎回、新規録音しての再生です。

 

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 礼拝の受付はローテーションを決めるのではなく、

 当日来られた方に自主的にしていただくことになりました。感謝です。
 

 また、毎日曜日、礼拝の前の時間や前日に、礼拝堂のイスなど全般の、
 アルコール消毒を毎回欠かさずに行うことになりました。

 これらのことなど、様々にご奉仕いただいた皆様、本当に感謝いたします。

 

 

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 このころ、三密を避けるために客が来店せず、困窮する飲食業の店において、

 テイクアウトを中心にすることが増えました。

 上の写真は4月21日(平日)撮影。あるお店のピビンバ弁当。

 ささやかながら飲食業の支援に協力させていただきました。

 

 

 いろいろなことがある、コロナ問題。

 教会は祈って、支え合って、イエス様と共に歩みます。