2020年4月5日(日)棕梠(しゅろ)の聖日礼拝。
「棕梠の聖日」とは、主イエス・キリストが十字架に付けられる前に、
都エルサレムに来られた主イエス様を、群衆が棕梠の大きな葉を振って、
大歓迎したことによります。
(上写真はバザールカフェの棕梠の木)
しかし、その週に主イエス様はとらえられ、十字架に付けられます。
イエス様の受難の直前に、群衆たちによる棕梠の葉の歓迎があったのです。
そこに、そのあとの十字架に続く、イエス様の歩みがありました。
そこから、私たち一人ひとりの受難の意味を考えるときです。
受難を試練と受けとめ、その意味を考えるときと言ってもいいでしょう。
このとき、京北教会にとっての試練、受難は、
新型コロナウイルス問題でした。
この日の礼拝直後。窓を開けて換気を始めています。
イスなどの事前の消毒、マスク着用、手洗い、手の消毒、そして換気……。
礼拝に関して、様々な取り組みを教会ではすでに行っていました。
そして、教会の礼拝だけでなく、運営全般を含めて、
私たちがこれからどうするかを、
この日の礼拝後の役員会で、よく話合いました。
その結果を、文書にまとめたものが以下です。
画像をデスクトップにコピーして、クリックすると読めます。
礼拝で用いる、聖書・讃美歌・主の祈りを全員の分、
プリント用意することにしました。
讃美歌など奏楽は、ヒムプレーヤー(讃美歌演奏機)と、
讃美歌合唱やオルガン演奏の、CD音源のネット配信を活用させていただきました。
また、祈祷・聖書朗読・説教はすべて事前録音の再生としました。
(飛沫感染防止のためです。)
以前の録音の使い回しではなく、毎回毎回、新規録音しての再生です。
礼拝の受付はローテーションを決めるのではなく、
当日来られた方に自主的にしていただくことになりました。感謝です。
また、毎日曜日、礼拝の前の時間や前日に、礼拝堂のイスなど全般の、
アルコール消毒を毎回欠かさずに行うことになりました。
これらのことなど、様々にご奉仕いただいた皆様、本当に感謝いたします。
このころ、三密を避けるために客が来店せず、困窮する飲食業の店において、
テイクアウトを中心にすることが増えました。
上の写真は4月21日(平日)撮影。あるお店のピビンバ弁当。
ささやかながら飲食業の支援に協力させていただきました。
いろいろなことがある、コロナ問題。
教会は祈って、支え合って、イエス様と共に歩みます。