京北(きょうほく)教会ブログ──(2010年〜)

日本基督(きりすと)教団 京北(きょうほく)教会 公式ブログ

<日本基督教団総会(第40回)を訪れて>(2016)

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日本基督教団 第40回 総会を訪れて─

2016年10月25日(火)〜27日(木)

於 ホテル・メトロポリタン(東京池袋)

 
(注)「基督」は「キリスト」と読みます。
ふだん使う「日本キリスト教団」という表記は、
通称としての公式表記です。
 
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京北教会の庭の秋明菊
 
 
教団総会には、

議員400名と准議員、

そして総会スタッフ、ボランティア、

海外教会からのゲスト、傍聴者など、

実にたくさんの方々が集いました。
 
みなさまのご奉仕、ご参加に感謝し、

天来の恵みをお祈りいたします。
 
 



  ★以下、ご参考です。

                                        


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東京の池袋にある、
ホテル・メトロポリタン4階で、

教団総会が開催されます。
 
議員は、まず教区ごとに受付を済ませます。


 
 
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受付を終えると会場へ。自分の教区の席に着きます。
 
 
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これは傍聴席の一番後ろからの写真。
 
本当に広い会場です。
 
ここに議員400人、さらに傍聴者など数十人が入ります。
 
 
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上は、総会中を通じての休憩室。
 
東日本大震災関係のボランティアなどの写真掲示があります。
 
 
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定刻が近づき、だんだんと人が増えてきました。
 
 
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13:30、開会礼拝が始まり、

みんなで讃美歌を歌います。

 
熊本・大分地震で被災した、
 
熊本の教会の牧師が、礼拝説教を担当されました。

 
 
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開会礼拝のあと、ふと後ろを見ると、人がぎっしり。
 
ここで会議開会準備のため、小休止になります。
 
 
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総会議場を出た所のロビーで、

ミニ・マーケットが開かれています。
 
本、資料、ミニバザーの物品などなど。
 
教会の手作り品や、珍しい品々も。
 
ウクレレで(小さな音で)、讃美歌を奏でてくださる方も。
 
 
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ホットコーヒーの販売。100円です。

3日間、お世話になりました。感謝!
 
 
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議場では、教団三役、総幹事、幹事などの、

役職者・奉仕者がスタンバイです。
 
 
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さて、総会の会議が始められました。

まず、教団議長(中央の登壇者)による議長報告です。
 
 
会議は、選挙もはさんで、どんどんと進みます。
 
やがて夕刻になり……
 
 
 
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海外のたくさんの教会から来られたゲストの紹介、
 
挨拶の時間に入りました。会議は休会です。
 
 
上は、海外の代表から、贈り物として、

美しいストール(肩に掛ける布飾り)をいただいた場面です。
 
 
このあと、世界最大のNGOとも言われる、

超教派の「世界教会協議会」(WCC)の中央委員からの、

挨拶もいただきました。これは教団総会で初めてとのこと。
 
 
また、シンガポールに教団が派遣している日本人宣教師から、

現地での働きのレポートがありました。


 
 
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夜になりました。夕食は各自で外の店に行って食べます。
 
夕食休憩のあと、会議を再開。20:30に1日目終了。

 
 
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そのあとも、総会中の「特別委員」には仕事が待っています。
 
「報告審査委員会」は16人で、総会報告書の精査を行います。
 
二人一組で報告形式をチェックします。
 
 
 
上は委員長が立って会議を進めている場面。
 
この日と翌日、総会の会議が終わってからの委員会。
 
みなさま、お疲れさまです!
 
 
 
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ようやく、1日目が終わりました。寝ます。



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二日目朝。朝食は6:30からホテル内の店が開きます。
 
逝去者記念礼拝が8:30からなので、

そうゆっくりもしていられません。

 
 
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逝去者記念礼拝。
 
約400人以上、という人数で讃美歌を歌うのは、
 
なかなか無い、貴重な経験です。
 
 
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二日目。たくさんの議事を扱っていきます。
 
上の写真は休憩時。
 
 
 
二日目の午後の最初は、

東日本大震災での救援・復興活動の報告。
 
大画面にプロジェクターで映し出されます。
 
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東日本大震災から5年経ち、

教団としての現地での救援活動は、

遠からず終了することになりました。

たくさんの活動を振り返り、様々なことを考えました。
 
 
上の写真は、2017年3月に京都で教団が開催する、
 
国際青年会議の準備会でのスタッフ集合写真。
 
これは前回仙台での教団主催の国際会議を受けての、

青年たちが世界から集う会議です。
 
 
地震津波そして原発事故という震災を踏まえて、

未来に向けて私たちは何をしていくべきか、

信仰に立って、世界から集まる青年たちが話し合う会議です。
 
有意義な会議となることを、祈ります。


 
 
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仙台にある東北教区センター・エマオ。
 
震災の初期から救援活動の拠点になりました。
 
 
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宮城県の女川港。津波で被災した東北各地の復興は、

いまだ進んでいません。
 
(上2枚の写真は、教団総会と関係なく2016年9月に筆者撮影)
 
 
 
教団としての現地救援活動は終了しても、
 
東北・奥羽教区においては独自の活動が継続されます。
 
 
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上の写真でのスライドに映されているの
は、

震災の現地で共に働いた、地域の様々な団体の名です。
 
自治体、社会福祉協議会キリスト教関係、他宗教、

生活協同組合、ボランティア団体など、多岐に渡ります。
 
感謝にたえません。

 
 
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さらに、この熊本・大分地震の被災と、

現地活動の報告もなされました。
 
上は体育館での避難所の写真です。
 
九州教区では、現地での救援・復興活動を行っています。



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上写真は、九州教区が現地で運営する「ドリーム・カフェ」の報告。

被災者に、ホッとする時間と空間を、教会によって提供しています。
 
 
こうして、震災関連活動報告の時間が終わりました。
 
 
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休憩に入ります。すると、話の輪があちこちに。
 
遠方で普段は会えない方々との、再会のときです。

 
教団総会は、こうした素晴らしい機会をも作り出します。


 
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二日目の会議は夕刻で終わります。

夕食後は全国信徒会が開催され、
 
その後は、部落差別問題についての人権劇の上演。
 
最後に、総会特別委員会が開催されて、

二日目終了。お疲れさまでした。寝ます。
 
 
 
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3日目朝。8:30から聖餐式のある礼拝を行いました。
 
その後は、午前も午後も会議です。
 
3日目15:00が、総会の終了時刻。
 
 
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様々な課題について、
 
様々な方々が発言をします。
 
どの発言も、軽くはありません。
 
 
この場にいない、全国の教会・伝道所の皆様の祈りも、
 
軽くはありません。
 
 
たくさんの重みを持って、私たちは歩んでいます。
 
 
 
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15:00少し前、総会を終了しました。
 
 
全国から来られた方々が、
 
一斉に帰っていかれました。
 
 
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終了後の会場。

からっぽになりました。
 
誰もが、それぞれの生きる場へ、
 
帰っていかれました。
 
 
みなさまに感謝します。お疲れさまでした。
 
 
そして、奉仕された現地スタッフの皆様のお働きに、
 
心から感謝申し上げます。
 
 
 
 
 
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京北教会の庭の秋明菊(しゅうめいぎく)。
 
 
一本では頼りない花が、

同じ根から出て、
 
支え合うように咲いています。
 
 
わたしたちのように。
 
 
 
 
「主なる神は、

弟子としての舌を私に与え、
 
疲れた人を励ますように、

言葉を呼び覚ましてくださる。


朝ごとにわたしの耳を呼び覚まし、

弟子として聴き従うようにしてくださる。」
 
 イザヤ書 50章4節
 
 
 
「主はわが光、わが救い。
 
わたしは誰を恐れよう。」

詩編27編1節
 
 
 
 
 
だから、前向きになって、歩もうと思います。