「京都教区大会2018」を訪れて
日 時 2018年 11月 23日 (金) 10:30~15:00
会 場 同志社女子部 静和館
参加者 159名
参加者 159名
テーマ「共・響・京 お互いを知る恵み」
──大田(テジョン)老會との交流20周年──
(1)韓国基督教長老會 大田(テジョン)老會との交流20周年記念礼拝
(2)ピアノ弾き語りコンサート 〜日本と韓国を結ぶライン〜
沢知恵(さわ・ともえ)さん
★「老會」とは京都教区でいう「教区」にあたる言葉です。「ろうかい」と読みます。
★今回のブログへの写真記事掲載につき、入治彦京都教区議長、
横田明典宣教部委員長、俣田浩一教区大会実行委員長、
そして大田老會との交流小委員会から了解をいただきました。
御礼申し上げます。皆様に感謝!
今回の報告の他にも、京北教会ブログの一環として、
京北教会牧師が様々な教会などを訪れた記録の、
「あちこち訪問記」のアドレスは、
以下です。よろしければご覧ください。
京北教会牧師が様々な教会などを訪れた記録の、
「あちこち訪問記」のアドレスは、
以下です。よろしければご覧ください。
(ポスター作成は京都教区のTさん。ありがとうございました!)
京都教区大会は2年に一度行います。
両丹地区、京都南部地区、滋賀地区の三地区で、
両丹地区、京都南部地区、滋賀地区の三地区で、
原則持ち回りで開催しています。
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今回は京都南部地区の担当です。
現地地区に実行委員会を作り、
教区宣教部が主催しつつ、
地区の皆様の思いを反映して実施します。
現地地区に実行委員会を作り、
教区宣教部が主催しつつ、
地区の皆様の思いを反映して実施します。
さらに今回はテーマの関係で、
京都教区常置委員会のもとにある、
大田(テジョン)老會との交流小委員会が、
記念礼拝の部分を担当しました。
こうした様々な方々のご協力により、
今回の教区大会が実施できたことを、
心より感謝いたします。
前日の同志社女子部 栄光館の夕景。
当日は学園祭の日と重なりました。
(女子大・中・高を合わせて、「同志社女子部」と、
表記することが正式な呼び方だと聞きました)
同志社教会は毎日曜日、この建物で礼拝を献げています。
また、京都教区の中の、京都南部地区として、
毎年1月1日に「新年合同讃美礼拝」をここで行います。
同志社関係学校による、
京都教区・地区へのご厚意に感謝いたします。
今回の教区大会に会場提供いただき、
誠にありがたく、御礼申し上げます。
誠にありがたく、御礼申し上げます。
会場の静和館の窓から見える、
御所の秋景色が綺麗でした。
御所の秋景色が綺麗でした。
会場の受付。教区宣教部の方々です。
上写真の後方は沢さんのCD・書籍の販売コーナー。
ぼちぼちと、参加者が来場してきます。
最終の参加申込み者数は159名。
たくさんの方々のご参加をいただき、
ありがとうございました!
たくさんの方々のご参加をいただき、
ありがとうございました!
10:30になり、開会します。
まず実行委員長(京都南部地区長)のあいさつ。
そのあと、交流20周年記念礼拝を始めます。
司 式 入 治彦 (京都教区総会議長)
奏 楽 三好三恵子 (京都教会員)
1 前 奏
2 讃 美 21-369「われら主にある」
3 祈 祷
4 聖 書 詩編133編 1〜3節
エフェソの信徒への手紙 2章 13〜18節
エフェソの信徒への手紙 2章 13〜18節
5 記念説教 「和解と平和と一つとなる」
金 鎭洋(キム・ジニャン)牧師(大田老會長)
金 鎭洋(キム・ジニャン)牧師(大田老會長)
6 交流20周年式辞 関 雅人牧師(元京都教区議長)
7 映像で見る交流20年 (DVD作品の上映)
制作:チェ・シネ姉(天安サルリム教会員)
制作:チェ・シネ姉(天安サルリム教会員)
8 讃 美 21-471「勝利を望み」
9 献 金
10 献金祈祷 松田 規(福知山教会員)
11 頌 栄 21-27「父・子・聖霊の」
12 祝 祷 ナ・ドヒョン牧師(大田老會)・関 雅人牧師
13 後 奏
(礼拝後)
相互による20周年記念品贈呈および、
交流20周年資料集発刊の報告
相互による20周年記念品贈呈および、
交流20周年資料集発刊の報告
前奏のあと、みんなで讃美歌を歌います。
讃美歌21-369番「われら主にある」。
最前列に大田(テジョン)老會の13名の方々が、
並んでおられます。
礼拝で記念説教を行う大田(テジョン)老會長の、
キム・ジニャン牧師。
キム・ジニャン牧師。
(隣は通訳する京都教区巡回教師の鄭富京牧師。
ご奉仕に感謝!)
ご奉仕に感謝!)
記念礼拝の説教題は「和解と平和と一つとなる」。
聖書箇所は、詩編133編1〜3節と、
エフェソの信徒への手紙2章13〜18節。
聖書箇所は、詩編133編1〜3節と、
エフェソの信徒への手紙2章13〜18節。
「実に、キリストはわたしたちの平和であります。
二つのものを一つにし、
二つのものを一つにし、
ご自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊し、
規則と戒律ずくめの律法を廃棄されました。
こうしてキリストは、双方をご自分において
一人の新しい人に造り上げて平和を実現し……」
一人の新しい人に造り上げて平和を実現し……」
(エフェソの信徒への手紙2章14〜15節)
交流20周年記念の式辞を、関 雅人牧師(安曇川伝道所)。
1998年に交流開始を決定したときの京都教区議長です。
20年間の交流の写真記録のDVD上映。7〜8分。
今までの写真を徹底的に集めて、
動画も一部入れて編集し、
短時間に20年間が凝縮された、
とても素敵なスライドでした。
動画も一部入れて編集し、
短時間に20年間が凝縮された、
とても素敵なスライドでした。
BGMの選曲も良かった!
(ジョン・レノンの「イマジン」など)
(ジョン・レノンの「イマジン」など)
スライドを作成いただいた、
大田(テジョン)老會の崔シネさん、
大田(テジョン)老會の崔シネさん、
そして今までの交流の様々な写真を収集してこられた、
日韓のスタッフに御礼申し上げます。
日韓のスタッフに御礼申し上げます。
ここで、大田(テジョン)老會の13名の方々が、
「讃美のささげもの」として、
讃美歌の合唱をしてくださいました。
讃美歌の合唱をしてくださいました。
歌われた讃美歌は「主のまことは奇しきかな」
(讃美歌 第2編191番)。
(讃美歌 第2編191番)。
とても大きな、そして力強く美しい讃美歌の歌声に、
心揺さぶられました。
心揺さぶられました。
あとで、「聴いて私は涙が出た」……といわれた、
京都教区の参加者もおられました。
京都教区の参加者もおられました。
みんなで讃美歌を歌います。
讃美歌21-471番「勝利を望み」。
讃美歌21-471番「勝利を望み」。
そして礼拝の最後に、
1998年の交流開始時から関わってこられた、
1998年の交流開始時から関わってこられた、
ナ・ドヒョン牧師と関雅人牧師により、
両国語で順番に、
祝祷(祝福と派遣の祈り)を受けて、
両国語で順番に、
祝祷(祝福と派遣の祈り)を受けて、
交流20周年記念礼拝を終了しました。
記念礼拝の直後。
まず、京都教区から記念品贈呈です。
大田(テジョン)老會全体への記念品として、
聖書の言葉を記した掛け軸。
この掛け軸は、丹陽教会の方が揮毫され、
福知山教会の方が装丁されました。
福知山教会の方が装丁されました。
それから、今回の訪問団13名へ、
1人ずつへの記念品として、
和紙で作ったぶどうの実の切り絵と、
聖書の言葉による、色紙。
1人ずつへの記念品として、
和紙で作ったぶどうの実の切り絵と、
聖書の言葉による、色紙。
そして押し花のコースターとキーホルダー。
(注・丹波新生教会は4つの会堂で礼拝している教会)
次に、大田(テジョン)老會から記念品贈呈。
木の十字架を2本です。
そして、ナ・ドヒョン元老會長が、
御自分で陶芸制作された、
御自分で陶芸制作された、
記念の飾り皿も、京都教区にいただきました。
御礼申し上げます。
御礼申し上げます。
この十字架のデザインは、
内側の十字架を外側の十字架が包むことで、
内側の十字架を外側の十字架が包むことで、
神様が愛をもって十字架を包んでいる、
という意味を表しているそうです。
という意味を表しているそうです。
なお、この十字架は2個いただきました。感謝!
京都教区議長と大田(テジョン)老會長の握手。
そして「交流20周年記念資料」を、今回に合わせて、
完成できたことの紹介がなされました。
京都教区と大田(テジョン)老會の、
両方の委員で作成したもので、
両方の委員で作成したもので、
日本語と韓国語の資料が網羅されています。
これは、本当に貴重な資料です。
膨大な過去の資料の収集、
資料集としての編集、印刷まで、
資料集としての編集、印刷まで、
関わられた皆様に感謝申し上げます。
上写真は、公式の記念品と別に、
大田老會の国際交流委員長の、
韓鐘實(ハン・ジョンシル)牧師が、
個人的に、様々な関係者に、
たくさん贈ってくださった記念品のタオル。
ありがとうございました!
大田老會の国際交流委員長の、
韓鐘實(ハン・ジョンシル)牧師が、
個人的に、様々な関係者に、
たくさん贈ってくださった記念品のタオル。
ありがとうございました!
こうして、教区大会の午前の部が終了しました。
参加者は、隣の希望館の地下の食堂に移動して、
昼食をいただきます。
昼食をいただきます。
その間、会場では、午後のコンサートに向けての準備。
150名ほどの出席者で昼食。
仕出し弁当を美味しくいただきました。
仕出し弁当を美味しくいただきました。
この日は、よく晴れた天気の良い日でした。
少し寒くもありましたが、
爽やかな気候だったと思います。
沢知恵(さわ・ともえ)さんのコンサート開始は13:30。
時間が近づき、
だんだんと来場者が席に着き始めます。
ワクワクしながら。
(以下、コンサートでは、
写真撮影や録音をしませんので、
写真撮影や録音をしませんので、
沢さんの演奏写真やMC(語り)などの報告はありません)
本当に素晴らしいコンサートでした!
美しく、パワフルな歌声が会場に響き、
とても心動かされました。
とても心動かされました。
静かな歌は静かに、賑やかな曲は賑やかに、
一曲一曲、最高でした!
コンサートの曲目は、筆者が覚えている範囲では、
大体、以下の順序での歌が含まれていたと思います。
(曲順など間違っていたら、すみません)
1 Amazing Grace (アカペラ、英・日・韓語で)
2 Listen to the Voice
3 Who am I?
4 スコーレ(英・日・韓語で)
5 こころ
6 朝露
7 ふるさと
8 かかわらなければ(詩人の塔和子さんの詩から歌詞)
9 Freedom Song
10 Line
11 (アンコール) いつくしみ深き
沢知恵さん、ありがとうございました!
歌の合間のお話も、個人史や、
様々な逸話をお話いただき、
様々な逸話をお話いただき、
今回の「交流20周年」に合わせた、
素晴らしいお話でした。
素晴らしいお話でした。
沢さんは、日本語・韓国語・英語、
すべてできる方ですが、歌の合間のお話は、
時間節約のために日本語でされました。
すべてできる方ですが、歌の合間のお話は、
時間節約のために日本語でされました。
その日本語を、京都教区の牧師が、
その場で韓国語に同時通訳して、
その場で韓国語に同時通訳して、
ヘッドホンで韓国からの方々に伝えました。
(これって、すごいことだと思います)
この同時通訳をされた、
金度亨(キム・ドヒョン)牧師(ゴスペルハウス教会)に、
金度亨(キム・ドヒョン)牧師(ゴスペルハウス教会)に、
大感謝です。御礼申し上げます。
沢知恵さんの、歌も、ピアノも、
歌の合間のお話も、本当に素晴らしかったです。
歌の合間のお話も、本当に素晴らしかったです。
そして様々なスタッフ、
来場の皆様のご参加・ご協力に感謝です。
来場の皆様のご参加・ご協力に感謝です。
コンサート後、
京都教区宣教部委員長の挨拶をもって、
「京都教区大会2018」を終了しました。
今回、教区大会の主催者である、
「京都教区 宣教部」の皆様が、
プログラム作成、コンサート準備、宣伝、
会場準備、受付、会計その他、
「京都教区 宣教部」の皆様が、
プログラム作成、コンサート準備、宣伝、
会場準備、受付、会計その他、
たくさんのお働きをしてくださいました。
また、下の写真4枚にあるように、
京都教区の常置委員会のもとにある、
「大田老會との交流小委員会」の皆様には、
京都教区の常置委員会のもとにある、
「大田老會との交流小委員会」の皆様には、
記念礼拝、そして訪問団13名の、
宿泊受け入れと交流プログラム、
宿泊受け入れと交流プログラム、
通訳など、大田老會との関係全般を担う、
重要なお働きをいただきました。
重要なお働きをいただきました。
そして通訳は、京都教区の4名の教師が、
フルに担当されました。
フルに担当されました。
上の写真は、左上が、
京都教会で開催した「宣教協議会」。
双方の宣教の課題を話し合いました。
右上が、4泊した京都上賀茂教会での到着歓迎会。
(Y・I牧師が美味しいうどんすきをご準備。感謝!)
左下が、洛西教会での礼拝堂見学。
ここで京都南部地区主催の歓迎会が行われました。
右下がバザールカフェでの歓送会の最後、
みんなで讃美歌合唱の場面。
みんなで讃美歌合唱の場面。
今回の教区大会、
そして大田(テジョン)老會との交流に関わった皆様、
そして大田(テジョン)老會との交流に関わった皆様、
ありがとうございました!
主のねぎらいをお祈りいたします。
主のねぎらいをお祈りいたします。
教区大会の片付けが終わり、
少し寒かったこの日も夕刻へと向かいます。
秋が深まり、寒さが増し、そして……
クリスマスまでの4週間、
主イエス・キリストの御降誕を、
神様の御心が世に来られたこととして、
待ち望む思いで過ごします。
主イエス・キリストの御降誕を、
神様の御心が世に来られたこととして、
待ち望む思いで過ごします。
今年は12月2日(日)からアドベント。
2018年のクリスマスが、
どなたにとっても、どの国の人にとっても、
良いときとなりますように。
良いときとなりますように。
教区大会を終えて、そのことを祈ります。
「実に、キリストはわたしたちの平和であります。
二つのものを一つにし、
ご自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊し、
規則と戒律ずくめの律法を廃棄されました。
こうしてキリストは、双方をご自分において
一人の新しい人に造り上げて平和を実現し……」
一人の新しい人に造り上げて平和を実現し……」
エフェソの信徒への手紙 2章 14〜15節