京北(きょうほく)教会ブログ──(2010年〜)

日本基督(きりすと)教団 京北(きょうほく)教会 公式ブログ

<京都市・出町柳(駅)の近くの教会紹介──加茂川教会を訪れて>(日本基督(キリスト)教団加茂川教会訪問記 2017)

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 日本キリスト教団
加茂川教会を訪れて
 
 2017年2月19日(日)聖日礼拝に出席しました。(筆者の教会休暇時です)

皆様に快く迎えていただき、うれしかったです。
本ブログへの写真・記事の掲載を主任牧師に了解いただきました。
感謝申し上げます。


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 上の地図と下の記載は、京都教区HPより。ご提供に感謝します。


 日本キリスト教団 加茂川教会

〒606-8205 京都市左京区田中上柳町59

T. 075-791-3313 F. 075-722-6314

創立:1927年10月27日

主任担任教師:上林 ルツ子(うえばやし るつこ)

担任教師:上林 護(うえばやし まもる)

礼拝:毎日曜日10時30分から

夕礼拝:不定期日曜日19時30分から

聖書を読む会・祈祷会:毎日曜日礼拝後
 
                                        




ほかにも、京北教会ブログの一環として、

京北教会牧師が様々な教会などを訪れた記録の、

「あちこち訪問記」のアドレスは、

以下です。よろしければご覧ください。

 



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 「今日は、加茂川教会の礼拝に出席しよう」と決めたのは、
 当日(筆者の休暇1日目)の朝9時過ぎてからのことでした。

 礼拝前の10時ごろ。
 この日の朝は、曇り空でした。
 人通りの多い、出町柳の駅から東に行くと、
 教会が見えてきます。

 このあたりは本当に人通りが多いです。
 学生や地域の方々が、自転車や徒歩でひっきりなしに、
 通っていきます。

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 分かれ道の角、
わかりやすい場所に教会があります。

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 礼拝は朝の10時30分から。
 どうぞご自由にお入りください。

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 この日の週報と「こころの友」が掲示されています。

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  (上の写真をクリックして単独で開き、再度クリックすると拡大表示できます)
 このあたりには、外国からの留学生がとても多いので、
 礼拝の式次第の英語版も掲示されています。
 実際、様々な国の方が来られるので、
 何カ国語もの聖書を備えておられるそうです。

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   さて! 礼拝前に、朝食をとりたいと思って店を探すと、
 焼きたてパンの店の横に、食事席が用意されていました。
 大助かりです。ぱくぱく食べました。
   美味しかった! 教会のすぐ近くです。これは助かる。

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   そして、いざ教会へ。礼拝へ。
 10時前に前を通ると、海外の美しい讃美歌のCDが、
 道を行く人に聞こえるように流されていました。
 これは素晴らしいです。とても自然に心地よく感じました。

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 教会玄関。障子をあけるとすぐ礼拝堂です。
 入りやすい。
 
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 小振りな礼拝堂。
 古くからの講壇、長椅子に歴史を感じます。
 礼拝では、この2台とも用いられます。

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 歴史ある礼拝堂。綺麗に整えられています。
 清楚な気風を感じます。

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 少しずつ出席者が集まってこられます。
 3人掛けの長椅子が6脚。小振りな礼拝堂です。
 (脇に1個ずつのイスもあり、30人は入れるでしょう)

 ただ大人数を目指すよりも、
 一人一人に目が行き届く教会でありたい、
 とのことを、信徒の方が仰っていました。
 正しいことだと思います。



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 この小さいリードオルガンが、とても美しく大きな音色で、
 驚きました。本当に素敵です。珍しい形ですね。
 礼拝では2台が用いられ、こちらは説教前の黙想のときに、
 奏楽がなされました。

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 礼拝の直前。凛とした空気が流れます。

 礼拝のなかでは、「こどもたちのための『とき』」があり、
 絵本の読み聞かせとお祈りがなされました。

 子どもたちと共に行う礼拝は、心温かく、
 にぎやかで楽しい、そして充実した内容でした。

 海外出身の方々のために、礼拝のすべての式順を、
 日本語と英語の両方でなされていたことも素晴らしいです。
 説教は日本語で、英語の要約プリントも用意されています。
 
 礼拝のなかで、説教前の黙想のときがあったことも、
 新鮮に感じました。

 よく考えられた礼拝の内容に、感銘を受けました。

 この日の説教の聖書箇所は、ルカによる福音書16:1〜13。
 必死で生きようとするときに、小さなことにも忠実になり、
 そこから、大きなことにも忠実になる、という説教でした。
 ここに出てくる「不正な管理人」のたとえ話の、
 「不正な」とは「敏腕な」「賢い」との意味もあり、
 必死で生きようとするときに、小さなことにも忠実になる、
 そこから神に従って生きていこう、との主旨と理解しました。
 心に残る誠実な説教でした。

 生きるために、小さなことにも忠実になろう。
 ──そう思いました。
 

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 礼拝が終わったあと、席を組み替えて、
 ティータイムをします。
 美味しいコーヒーと果物をいただき、
 歓迎していただいて恐縮、そしてうれしかったです。

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  出席者に出身が沖縄の方がおられ、
  珍しい沖縄の地元の果物をいただきました。感謝!
  砂糖をかけたりしながら、美味しくいただきました。
    
 ティータイムのときに、加茂川教会の歴史や、
 出席の方々の近況などお話いただき、
 また私も京北教会や私自身の思い出など、
 様々な話をさせていただました。
 皆様の暖かなご対応に、心より感謝申し上げます。
 
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   昔からの長椅子は、聖書や讃美歌を上に置けるとともに、
 その下に収納もあって、これは便利と感心しました。

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   最後尾のイスには、十字架が彫り抜かれています。
 玄関の障子とも相まって「和」の雰囲気を感じます。
 
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 充実した礼拝と、楽しいティータイムのあと、
 帰途につきました。外に出るとよく晴れていました。

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 出町柳の駅近くなので、本当に人通りが多い、
 よく目立つ所にあります。
 海外からの留学生や教師など、様々な方々が、
 来会されるそうです。いずれ自国に帰られるので、
 そう長くおられるわけではなくとも、
 「一度来たことが印象深く残るようにと思っています」
 と信徒の方が仰っておられたのが心に残りました。

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   今回、突然の来訪だったのに、
 温かく迎えて下さった加茂川教会の皆様に、
 感謝いたします。

 そして、これから、
 この教会に新しく来られる方々に、
 神様の祝福をお祈りいたします。

 清楚な教会と、真実な聖書のことば、
 そして祈り豊かな礼拝が、
 きっと心に残るひとときになると思います。