京北(きょうほく)教会ブログ──(2010年〜)

日本基督(きりすと)教団 京北(きょうほく)教会 公式ブログ

<沖縄・志真志伝道所を訪れて(2019)>

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              日本キリスト教団 
     ──志真志伝道所を訪れて──  
         
      2019年 5月 25日(土)〜27日(月)

 
沖縄県宜野湾市にある「志真志(しまし)伝道所」は、沖縄キリスト教センター・ぎのわんセミナーハウスの中にあります。今回、そこで開催される沖縄教区総会に、京都教区からの派遣により、傍聴出席するために訪れました。
筆者が沖縄に行くのは27年振りです。
 
           
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 志真志伝道所は、沖縄キリスト教センター・ぎのわんセミナーハウスの、一室を礼拝所にしています。
 センターが建てられるとき、「ここに教会を新しく作りたい」と、沖縄教区の皆様が祈りを持って構想し、創立されました。首里教会から何名かの方が移籍して出発してから、20数年経ちました。
 現在は礼拝平均15名程度で歩んでおられます。
 主任牧師は望月智(もちづき・さとし)さん。

 今回のブログへの写真記事掲載につき、志真志伝道所の望月智牧師より快くご承諾をいただきました。ありがとうございます。同伝道所の皆様に感謝いたします。

付 記 
今までに筆者が様々な教会などを訪れたブログ記録を、
京北教会ホームページの「あちこち訪問記」に一覧で納めています。
よろしければ、下のアドレスを画面上でクリックすれば開きますので、
どうぞご覧ください。

「あちこち訪問記」http://kyohhokuchurch.aikotoba.jp/houmon.htm
 
 
 
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 沖縄キリスト教センター・ぎのわんセミナーハウスは大きな建物です。
 会議室や研修宿泊ができる部屋がいくつもあり、
 マンスリーとして長期滞在できる部屋もあります。
 
上写真はセンターの隣のコンビニ店の駐車場から撮影。
 コンビニが隣にあって便利でした!
 
 
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  沖縄キリスト教センター・ぎのわんセミナーハウスの玄関です。志真志伝道所への礼拝出席も、ここから入ります。(礼拝堂へのスロープの道も別にあります)

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  玄関から入ったところ。正面は図書コーナー。
 写真に写っていない右手にレストラン。
 写真右側に、セミナーハウスの受付があります。

 写真左手には、大きなホール会場。
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 日曜16:00から月曜17:00までの、
 沖縄教区総会の準備がすでになされていました。

 ところで、ぎのわんセミナーハウスのなかで、
「志真志伝道所」は、どこにあるのでしょう?
 
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 志真志伝道所の礼拝堂は、
 セミナーハウスの玄関入ってすぐ左手の、
 階段を上った2階にあります。
 (屋外からスロープで礼拝堂に上がることもできます)
 
 
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礼拝堂後部。
 
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礼拝堂の長椅子は、手作りとのこと。(すごい!)
聖餐式のグラス保持用の穴あけもされています。
とても座り心地がよく、落ち着きました。

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講壇付近。

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礼拝堂の後部にある入口は、
外のスロープ道へつながります。
(写真左手の入口が屋内の階段から2階へ上がったところ)

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こちらも志真志伝道所の玄関です。

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こうしてスロープに続いています。
筆者が礼拝に出席した日、実際に車イスで、
この道を使って出席された方がおられました。
教会として、こうしたバリアフリーは大切ですね。

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明るい礼拝堂です。
この写真には写せていませんが、
礼拝堂の中後部に大きな窓があり、
明るい光が入って爽やかな気持ちでした。
 
筆者は5月26日(日)10:30〜11:30の礼拝に出席しました。
 
<志真志伝道所の礼拝式次第>(この日)

前 奏
招きの言葉 詩編67:6
讃美歌 2編55「主イエスは死に勝ち」
主の祈り
交 読 詩編34:2〜11
讃美歌 21-425「こすずめもくじらも」
聖 書 エフェソの信徒への手紙 2:14〜22
ヨハネによる福音書 21:15〜19
祈 祷

こどものきょうかい
さんびか 子どもさんびか 53(讃美歌21-507)「しゅにしたがいゆくは」
 おはなし「へいわってすてきだね」(絵本読み聞かせと共に)
 おいのり
 けんきん・おいのり 548「ささげまつる」
 しゅくふく・はけん
  (こどものかつどう 232号室)

使徒信条
説 教「キリストは私たちの平和」
祈 祷
讃美歌 352「あめなるよろこび」
献 金
献身の祈り
頌 栄 544「あまつみたみも」
祝福・派遣
後 奏
紹介・報告

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週報入れは、布製のポケット型。温かみを感じます。

礼拝後、15名ほどの出席者の皆様が、
筆者を迎えて、一人ひとりご挨拶してくださいました。
筆者も自己紹介をさせていただきました。
こうした交わりの場をもってくださり、
うれしかったです。ありがとうございました!
そのあと、茶菓で自由に懇談した後、
自由参加の祈祷会をして解散しました。

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ぎのわんセミナーハウスの1階に降りて、中庭の光景。
爽やかな風が吹く、南国の空気を感じました。

このとき、梅雨に入る前の、
沖縄で最も過ごしやすい気候の時期とのことでした。

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ぎのわんセミナーハウスでは、
様々な活動が行われています。
上写真は、沖縄の豊かな自然のなかを歩くプログラム。

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1階大ホールには「沖縄教区総会」の準備で、
コの字型に席が用意されています。手前が傍聴者席。
日曜日の16:30の開会礼拝に始まり、
筆者は京都教区からの派遣者として、
総会の傍聴を許可していただきました。感謝です。

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礼拝後、昼食に沖縄そばの店に行ったあと、
宜野湾市の「嘉数高台公園」に行きました。
ここは、太平洋戦争末期に、
沖縄に上陸した米軍と日本軍が戦い、
無数の兵士と民間人が戦死した場所です。

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日本軍が立てこもった壕(ごう)の跡。

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戦後に京都府が立てた慰霊碑。
京都出身のたくさんの兵が、
ここで戦死しました。

この慰霊碑には、
戦争が二度と起こらないことへの、
心からの願いが記されています。

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遠くに見えるのは、米軍が使用する普天間飛行場
 

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地球の形をした展望台があります。
この日、偶然にも京都市内の中学生が、
ここに修学旅行でたくさん来ていました。
(あとでバスの名を見ると洛西中学の生徒たちでした)

筆者も上ってみました。

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遠くに宜野湾の海が見えます。

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設置された案内板の向こうに見える普天間飛行場
飛行場の近くにあとから住宅地ができたのではなく、
人の住むところに飛行場が作られました。
一日も早く、土地の返還がなされますように。
そのことは、沖縄だけでなく、
日本の、そして世界の人の願いでありましょう。

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飛行場の近くの沖縄国際大学には、
米軍機のヘリコプターが墜落したときの、
焼け焦げた木の跡が残されています。
(焼けた校舎は建て替えられています)
公園に行ったあと、
この事故跡に案内していただきました。

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嘉数高台公園の展望台を降りて歩いていると、
ガジュマルの木。南国ならではの光景です。

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これは、沖縄の桜の木。
花が咲くところを見てみたいものです。

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公園のなかに、何か不思議なものが……。

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沖縄のシーサー(獅子)の像。
数百年前からと思われるものだそうです。
沖縄の伝統文化を今に伝えています。

沖縄では、家の門などにシーサーがよく置かれています。
魔除けの意味を持つそうです。

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筆者は今回、ぎのわんセミナーハウスに2泊しました。

筆者が、ぎのわんセミナーハウスに来るのは、
1992年に兵庫教区主催の、
「沖縄・青年交流の旅」に参加して以来のことです。
このセミナーハウスができたのは1986年。
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遠い昔のことのように思えますが、
こうして、また来ることができたことは幸いです。
セミナーハウスの皆様に感謝いたします。

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そして今回、志真志伝道所の望月牧師と皆様、
そして沖縄教区総会において様々な方に、
とてもお世話になりましたことを、
心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

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ぎのわんセミナーハウスの裏手に置かれた、
小さなシーサー(獅子)の像。

ここにも、シーサー。
 
 
 
 
こんな、何気ない光景をもう一度見たくて、
また来ます。

きっと。