今年の同志社神学協議会の会場となったのは、
同志社女子大学「栄光館ファウラー・チャペル」。
いままで毎年、会場は同志社「寒梅館」でしたが、
今回は先約で使用できず、こちらになりました。
この日は曇り後、雨の日でした。
今回、当日の写真記事をブログ掲載させていただくことにつき、
全国同信伝道会の皆様に、深く感謝申し上げます。
全国同信伝道会の皆様に、深く感謝申し上げます。
今回のブログは、「同志社神学協議会2016」のご報告です。
<解 説>
・2018年現在、「全国同信伝道会神学協議会」は2年に1度、8月最後の月・火に、同志社大学のハーディーホールと京都平安ホテルを会場に開催される一泊二日の会合です。同志社神学部または関係の出身者、旧日本組合基督教会の伝統の関係者、その他の何らかの関係者たちが、教師(牧師)・信徒などの区別なく集まる会合です。この会の名称は2018年から用いています。
この会は2017年までは、「同志社神学協議会」として、ハーディーホールと関西セミナーハウスで行っていましたが、学校主催でないため、「全国同信伝道会神学協議会」に名称変更し、参加者増により関西セミナーハウスでは手狭となり夕食会場が京都平安ホテルに変更されました。
なお、2010年の以前には、主な参加者を神学部卒業生の牧師としていました。そのころは、会場を同志社大学神学部チャペルと関西セミナーハウスとして行っていました。2010年から信徒にも呼びかけて、信徒・教師の共なる神学協議会として開催が続けられています。
この会は2017年までは、「同志社神学協議会」として、ハーディーホールと関西セミナーハウスで行っていましたが、学校主催でないため、「全国同信伝道会神学協議会」に名称変更し、参加者増により関西セミナーハウスでは手狭となり夕食会場が京都平安ホテルに変更されました。
なお、2010年の以前には、主な参加者を神学部卒業生の牧師としていました。そのころは、会場を同志社大学神学部チャペルと関西セミナーハウスとして行っていました。2010年から信徒にも呼びかけて、信徒・教師の共なる神学協議会として開催が続けられています。
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以下、参考として、当ブログでの過去記事をご紹介します。
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以下、参考までに「西日本同信会」などの紹介です。
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2007年の西日本同信伝道会での主題講演は以下のアドレスをクリック。
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その他、京北教会牧師による、京都教区の各教会や、
その他、全国的にあちこちに行ったことの報告の、
「あちこち訪問記」は、以下のアドレスをクリック。
その他、全国的にあちこちに行ったことの報告の、
「あちこち訪問記」は、以下のアドレスをクリック。
赤レンガの古い講堂の入口から。
建物は栄光館、その1階が礼拝堂(講堂)で、
ファウラーチャペルといいます。
ファウラーチャペルといいます。
ここはロビー。
広い場所に受付を出して、全国の地域ごとに受付をします。
広い場所に受付を出して、全国の地域ごとに受付をします。
受付担当者は、全国同信伝道会の地区委員と、
同志社大学神学部の学生アルバイトの皆さん。
同志社大学神学部の学生アルバイトの皆さん。
開会の1時が近づき、多くの人はもう中に入っていますが、
次々に人が来ます。
ようこそ。
同信伝道会は、北海道から沖縄まで、関係者がいます。
同信伝道会は、北海道から沖縄まで、関係者がいます。
6年前から、信徒にも参加を案内するようになり、
ぐっと参加者が増えました。
今年の参加者は310名。すごい人数です。
スタッフの皆さんは大変でしたでしょう。
栄光館には大きな素晴らしいパイプオルガンがあります。
奏楽者の方に感謝。みんなで大きな声で讃美歌を歌いました。
開会礼拝のあと、続けて、
追悼教師への祈祷。
追悼教師への祈祷。
この2年間に逝去された21名の教師(牧師)を追悼しました。
祈祷担当者は、横田満朗隠退教師。
そのあと、全国同信伝道会の会長、
西澤他喜衛牧師(甲東教会)の挨拶。
西澤他喜衛牧師(甲東教会)の挨拶。
ここで、短い休憩。
この日の天気は、曇りから雨へ。
栄光館の隣では建築工事がなされていました。
(上写真は窓ガラス越しに撮影したので、栄光館のシャンデリアが映り込んでいます)
さて、休憩を終えて、再開します。
★従来より、協議会での主題講演と質疑応答は、
録音を起こして全て文章化した、詳細な記録が、
後に「報告書」として作成されています。
今回も、同様だと思います。
スタッフの方々のご苦労に心から感謝して、
報告書を読ませていただくのを楽しみにしています。
主題講演が始まります。
司会は井上勇一牧師(洛南教会)。
講師は、東京からお招きした、戒能信生牧師(千代田教会)。
そして時代の転換とキリスト教会の現状。
さらに日本のキリスト教会の分析。
戦後の日本の教会の歩み。
以上、当日のレジュメの目次を、簡単にして、
ここに掲載させていただきました。戒能先生に感謝します。
戒能牧師は、同志社出身ではなく、
旧組合教会関係者でもなく、
つまり、同信伝道会のメンバーではありません。
旧組合教会関係者でもなく、
つまり、同信伝道会のメンバーではありません。
こうした、同志社人ではない方が主題講演されたことに、
新鮮さと魅力を感じました。
力のこもった講演に、
たくさんの教師・信徒ら聴衆が聴き入りました。
たくさんの教師・信徒ら聴衆が聴き入りました。
戒能先生、ありがとうございました。
講演のあと、主催者側で事前に依頼した、
北海道〜九州の各地の、以下の方々が、
様々な角度から講師に質問しました。
様々な角度から講師に質問しました。
北海教区の西岡昌一郎牧師(旭川六条教会)。
東北教区の小西望牧師(仙台北教会)。
関東教区の川上盾牧師(前橋教会)。
兵庫教区の横山順一牧師(東神戸教会)。
四国教区の上島一高牧師(松山教会)。
九州教区の松崎豊牧師(福岡弥生教会)。
(以上、もし筆者の記憶違いがあればお知らせください)
いろいろな話が率直になされて、
よかったです。
質疑応答を終えた後は、
各地からの出席者の地区ごと紹介(拍手で歓迎)、
各地からの出席者の地区ごと紹介(拍手で歓迎)、
そして記念写真撮影のあと、
次の会場「関西セミナーハウス」に、
タクシー分乗で向かいます。
上の写真は、記念写真のあと、外に向かう皆さん。
講壇から撮影しました。
次の会場「関西セミナーハウス」に、
タクシー分乗で向かいます。
上の写真は、記念写真のあと、外に向かう皆さん。
講壇から撮影しました。
雨のなか、3箇所のタクシー待ち場に分かれ、
学生スタッフの誘導のもとで、分乗して向かいました。
スタッフの皆様、お疲れさまです。
夕食はバイキングの立食で。
皆さん、久しぶりの再開を喜び合い、
同期生と同窓会、また様々な方々と出会い、語り合い、
楽しいひとときを過ごしました。
同期生と同窓会、また様々な方々と出会い、語り合い、
楽しいひとときを過ごしました。
司会は入治彦牧師(京都教会)と菅恒敏さん(京都教会)。
料理も美味しく、最高でした。
料理も美味しく、最高でした。
関セミのスタッフの皆様に感謝!
夕食後は、自由。
関セミに宿泊する人、帰る人、
外に出てまた帰ってくる人、など、それぞれです。
関セミに宿泊する人、帰る人、
外に出てまた帰ってくる人、など、それぞれです。
こうして1日目は終了。
そして2日目へ。
2日目は朝9時から、戒能先生の講演の2回目。
以下、レジュメの目次から要旨。
1.日本キリスト教団の現状と課題。
2.遺産を引継ぎ、新たな展開を。
3.具体的な展望。「地の塩・世の光」としての教会。
2.遺産を引継ぎ、新たな展開を。
3.具体的な展望。「地の塩・世の光」としての教会。
以上の講演後に、質疑応答、全体会。
関セミの会場は人が一杯であふれていました。
上の写真はメイン会場の出口からあふれた人たちに、
パイプイスを出して席を出したところ。
講演関係の時間が終わり、今度は、
今年度新たになされた、
「全国同信伝道会」の組織改編による、
各地区の代表と同志社神学部教師による、
29名の「代議員会」と、
選挙で選出される「常任委員会」7名の、
組織決定の発表です。
今年度新たになされた、
「全国同信伝道会」の組織改編による、
各地区の代表と同志社神学部教師による、
29名の「代議員会」と、
選挙で選出される「常任委員会」7名の、
組織決定の発表です。
発表者は、実務に関わった高田太牧師(梅花学園女子大)。
いままで同信伝道会には、選挙による、
いままで同信伝道会には、選挙による、
はっきりした全国組織制度はありませんでした。
「禅譲(ぜんじょう)」といって、
ある役の人が、自分がやめるときに、別の人に役を譲る、
それで充分に機能してきたのですが、
今後の時代のことを考えて、
より組織的な制度を作ったのです。
「禅譲(ぜんじょう)」といって、
ある役の人が、自分がやめるときに、別の人に役を譲る、
それで充分に機能してきたのですが、
今後の時代のことを考えて、
より組織的な制度を作ったのです。
(以上は筆者個人の理解です)
そうした話のあとは、同志社大学神学部長から、
神学部の近況や課題などの報告。
神学部の近況や課題などの報告。
全国同信伝道会の各部門からの報告。
(人事、教師養成、ネットワーク、財政の4部門)
いよいよ最後です。閉会礼拝。
司会は三好照孝さん(京都教会)。
奏楽者は大下真弓さん(京都葵教会)。
奏楽者は大下真弓さん(京都葵教会)。
説教者は藤秀彦牧師(甘楽教会)。
みんなで大きな声で讃美歌を歌いました。
さあ、今回の同志社神学協議会も終わりました。
次は2年後です。
それとは別に1年後には、
「西日本同信伝道会」と「東日本同信伝道会」に分かれて、
それとは別に1年後には、
「西日本同信伝道会」と「東日本同信伝道会」に分かれて、
それぞれの一泊二日の研修会があります。
そうして毎年1回は、同信伝道会の集まりがあります。
現在の同志社大学神学部がある「神学館」。
左の塔の建物は「クラーク館」(昔の神学部があった)。
昔は、この神学館3階にあるチャペルで、
同志社神学協議会を2年に1回開催していました。
今と違い、ほぼ牧師だけが集まる会でした。
参加者は200名弱ぐらいでしたか。
神学館チャペルが一杯になっていましたね。
同志社神学協議会を2年に1回開催していました。
今と違い、ほぼ牧師だけが集まる会でした。
参加者は200名弱ぐらいでしたか。
神学館チャペルが一杯になっていましたね。
栄光館よりも、寒梅館よりも、
はるかに小さい、あの神学館チャペルに、
全国から、あふれんばかりの牧師たちが集まって、
大きな声を張り上げて、讃美歌をみんなで歌っていた、
はるかに小さい、あの神学館チャペルに、
全国から、あふれんばかりの牧師たちが集まって、
大きな声を張り上げて、讃美歌をみんなで歌っていた、
あのころを懐かしむ声を聞いたこともあります。
「あのころの、神学館チャペルでの、
讃美歌の響きは感動的だった」
讃美歌の響きは感動的だった」
「それが、寒梅館になってから、
響きが小さくなったな」
……という声です。
……という声です。
会場が、ずっと大きな、
寒梅館のハーディーホールに変わり、
牧師だけでなく、信徒の方々が全国から参加し、
寒梅館のハーディーホールに変わり、
牧師だけでなく、信徒の方々が全国から参加し、
うんと人数が増えた、現在の、同志社神学協議会。
もう昔の形に戻ることはないでしょう。
それでいいのだと思います。
なぜなら、
より開かれた、より多様な人々が集まる、
より大きな単位へと、
「同信伝道会」は、成長を続けているからです。
けれども、またいつか、
みんなと、神学館チャペルで礼拝がしたいな。
かつて、はるか昔、学校の、
あのチャペルのイスに座って、
不確かな明日に向けて、祈っていた者として。