京北(きょうほく)教会ブログ──(2010年〜)

日本基督(きりすと)教団 京北(きょうほく)教会 公式ブログ

<室町教会を訪れて>(2010、2013)

 
イメージ 9
 

   ─室町教会を訪れて(2010)

 
  
 このブログ記事は、2010年に、

 京都南部地区伝道部の「伝道セミナー」の会場となった、
 
 室町教会を訪れた際の記録です。

 
 ほかにも、2013年の室町教会での、
 「浅野牧師就任式」の記事が以下アドレスにあります。

また、京都南部地区総会の会場を、室町教会にご提供いただいた報告記事が、

以下アドレスにあります。


イメージ 8
  室町教会の、大きくて美しい会堂。(2015撮影)
 

f:id:kyohhokukyohhokukyohhoku:20210421162723j:plain

クリスマス(12月25日)当日夜の礼拝後に撮影。(2019撮影)
大きなツリーが美しかったです。
礼拝の中で合唱団によって讃美歌が歌われ、
その後、みんなで歌いました。
 
イメージ 5         
2010年、このブログ記事の日は雨模様でした。
 
イメージ 6
 
 明るく伸びやかな礼拝堂。
 
 
イメージ 10
 
 一階には、お茶や談話などのための、
 リラックスできる集会室などがあります。
 
イメージ 3
(上の地図は京都教区HPより。ご提供に感謝!) 
 
 長い歴史がある教会です。
 戦前、日本キリスト教団に加盟する前には、
 日本基督教会(改革長老派)の教会でした。
 現在は教派伝統にとらわれずに牧師を招聘しているそうです。
 
イメージ 4

 

 日曜日の礼拝は、朝は10時15分から。
 子どもたちの教会学校は毎週日曜日の朝9時15分から。
 
 また、毎週「夕礼拝」という形で、
 毎週日曜日の夕方5時30分からも礼拝が行われています。
 朝の礼拝に出席しにくい方々などが来られているそうです。
 もちろん、どなたもご自由に出席できる礼拝です。
 
 
イメージ 1
 
  この室町教会を会場にお借りして、
 京都南部地区「伝道セミナー」が開催されました。
 出席者は全体で28名。
 今までの伝道部の会よりも、ずっと人数が増えました。
 
  今日のセミナーは、
 聖書の文献研究に深く通じておられる牧師を、
 兵庫県からお招きしての講演会です。
 
 新約・旧約聖書の物語の、
 当初書かれた原文からの詳細な研究を中心に、
 ご自分の、幼少時から現在までの、
 生活経験の中から導き出される、
 ユーモアに満ちた話を織り交ぜながら語られました。
 
 
 
 教会を船にたとえつつ、
「どのような時代状況の中で、なぜ福音書が記されたのか」
福音書の伝えている、人間の生きる道はどのようなものか」
 …といったことを、
 伝道の大切さを私たちに伝えるために、
 丁寧に、またユーモアをもって話されました。
 
 会の出席者(牧師よりも信徒の方が圧倒的に多かったです)は、
 講演内容の深さに聞き入っておられて、
 「楽しかった」「おもしろかった」という声が、
 お茶の時間に何人もの人から聞こえてきました。
 
イメージ 2
 

 上の写真は、室町教会の階段の壁にあるステンドグラス。

 表情のある青の色が美しい。
 太陽の光を透過させた、十字架。
 
 十字架──。
 
 十字架は、イエス・キリストの象徴であり、
 また神と人との出会いの象徴でもあります。
 
 十字架のタテの線は、神様と人を結ぶ線。
 十字架のヨコの線は、人と人を結ぶ線。
 十字架で、タテの線がヨコの線よりも長いのは、
 神様と自分との垂直な関係がまずしっかりとあってこそ、
 人と人との水平な関係がしっかりするからです。
 
 なのに、タテの線をいい加減にしておいて、
 ヨコの線ばかりを求めてしまうために、
 人間はしばしば失敗してしまう…。
 
 そのように、ずいぶん前に、
 人から教えていただいたことを想い起こします。
 
 世界のキリスト教会の長い歴史の中で、
 昔からよく使われてきた比喩の話らしいですが、
 聞いて、その意味が端的によくわかる話でした。
 
 もちろん十字架という形そのものは、
 元来そのような意味で考えられたわけではありません。
 
 しかし、イエス・キリストという存在を、
 深く心に受けとめながら、
 十字架という形を見たときに、
 そのように理解することが、
 ふさわしかったのだと思います。
 
 「神と人との出会いと、人と人との出会い」の、
 二つの意味の、重なった形を表すシンボル。

 十字架という形を、そう理解することが、
 ただ単にひとつの形として見ることよりも、
 はるかにふさわしかったのだろうと思います
 
 
 
 
 そのような理解を、かつて、
 初めて、私に伝えてくれたのは、
 いったい、どなただったのでしょうか?
 
 教会学校(日曜学校)の先生、
 だったような気がしますが、
 はっきりとは思い出せません。
 
 思えば、それは「伝道」でした。
 
 いまも、感謝に堪えません。
 
 
イメージ 7
 
会場提供をいただいた室町教会の皆様、ありがとうございました!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                                    
 
ほかにも、2013年の室町教会での、
 「浅野牧師就任式」の記事が以下アドレスにあります。

また、京都南部地区総会の会場を、室町教会にご提供いただいた報告記事が、

以下アドレスにあります。