京北(きょうほく)教会ブログ──(2010年〜)

日本基督(きりすと)教団 京北(きょうほく)教会 公式ブログ

<丹波新生教会(亀岡会堂)を訪れて(2018)>

 
──丹波新生教会(亀岡会堂)を訪れて──
 
        2018年 7月27日(金)14:30〜15:30

          (京都教区の三役訪問として)
 
 
 京都教区では毎年夏に、教区内の教会・伝道所を、
 
 教区三役が一泊二日の旅のなかで訪問します。
 
 京都市内から遠方の教会や、自然災害に被災した教会など、
 
 教区として互いに気遣い合い、共に祈るための訪問です。
 
 
 2018年度は、7月に、5教会を訪れました。
 
 4番目に訪れたのは、丹波新生教会(亀岡会堂)です。
 
 
 今回訪問したのは、7月の西日本豪雨水害で、

 この教会が被災されたことによります。
 
 
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(参考)
 丹波新生教会の「園部会堂」については、
 2017年度の下記アドレスをクリックいただくと、 
 二人の牧師の就任式の様子などでご覧いただけます。

 ブログ「丹波新生教会(園部会堂)を訪れて(2017)」
 https://blogs.yahoo.co.jp/arigatou4493/18539063.html


 また、丹波新生教会の四つの会堂を訪れた報告が以下にあります。
 有志の会である「みんなの伝道協議会」主催の集まりを、
  丹波新生教会において持ちました。
 

www.1000aikotoba.com

 


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丹波新生教会は、亀岡教会と丹波教会が合同した教会で、
毎週、四つの会堂で礼拝し、
二人の牧師が対等の立場で共同牧会している教会です。
 
創立:1970年5月17日(亀岡教会と丹波教会が合同した日)
牧師:片岡 広明(かたおか ひろあき)
牧師:宇田 慧吾(うだ けいご)

 
<亀岡会堂>
〒621-0803 亀岡市河原町165-2
礼拝:毎日曜日10時30分から
聖書研究・祈祷会:毎木曜日13時30分から
 
 
 ★他の三つの会堂は、京都教区HPに表示されています。
 下記のアドレスをクリックするとご覧いただけます。
 
 
 上記地図と教会データは京都教区HPより。ご提供に感謝!
 


 
 今回訪問の、当ブログへの、写真記事掲載の許可を、

 片岡広明牧師から快くいただきました。感謝申し上げます。
 
 また、今回ブログでは2018年3月撮影写真も交えています。
 


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道路からよく見える、美しい会堂です。
 
 
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大通りから道に入って建物の裏に回ります。
すぐ前を線路が通るので、電車から見えるように、
教会名を会堂の窓に表示しています。
 
 
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左が教会堂、中央奥に教会の玄関があります。
右が牧師住居。手前に駐車場。
 
 
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清楚な礼拝堂。


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講壇付近。
 
 
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2階席から撮影した、講壇付近。
 
 
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礼拝堂後部を仕切って、集会室にできます。
 
 
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住居部の窓に、金属製の防水板(着脱式)が設置されています。

2014年度の大水害のときに、亀岡市は大きく被災しました。
この亀岡会堂も床上浸水の大被害を受け、
建物だけでなく車2台が廃車となるなど、
水害は教会を直撃し、教師・信徒の生活に大打撃をもたらしました。
 
 
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それを契機に、この防水板を設置したとのこと。
教会と住居、それぞれの玄関と窓に9箇所設置されています。
 
 
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上写真の左側、会堂の玄関横に、防水板が置いてあります。
右側の住居の玄関にも、防水板を着脱する柱があります。
浸水の水害への備えが、こうしてなされています。
 
 
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このような窓の防水板は、今まで見たことのない設備です。
 
 
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これは住居の床下に付けられた排水溝。
ふだんはキャップで閉じています。
 
 
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2014年度の水害では、
礼拝堂の床上数十センチの浸水があったとのこと。
 
そのとき、教会も、この地域の方々全体も、
ともに水害に苦しまれたことを思います。
 
そうした、繰り返される水害のなかで、
祈りをもって共に歩もうとする、
教会の皆様に、主の守りと導きをお祈りいたします。
 
 
 


 
教区三役の教会訪問とは別のことになりますが、
2018年8月1日、丹波新生教会の皆様から、
京北教会あてに、お手紙が届きました。

今回の豪雨水害のあと、京北教会から、
祈りを込めた、お見舞いのカードを、
教会のみんなで寄せ書きをして送りました。
 
そのお見舞いカードに応えて、
水害被害・復旧活動の写真(下掲写真)と、
教会の皆様の手書きの署名を添えて、
以下のお手紙をいただいたのです。
 
(以下、片岡牧師のご承諾を得て掲載します)
 
 
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京北教会 今井牧夫牧師様、教会の皆様
 
このたびは先日の水害に対し、
心あたたまるお見舞いの寄せ書きをお送り下さり、ありがとうございました。
 
私共の会堂は5年前にも水害の被害を受け、その時は床上浸水となりました。
今回は床のほうは無事でしたが、屋外の排水ができなくなり、
いわゆる「屋上プール」となってしまい、階下の天井壁が破損しました。
 
屋上にたまった水は教会員宅より農業用ポンプを借り、排水をいたしました。
壁の修理とエアコン室外機の点検は業者に依頼しています。
 
まだまだ暑い日が続き、台風シーズンもこれからですので心配ですが、
今後、十分な修理と対策をしていきたいと思っています。
 
皆様のお祈りとお交わりに心から感謝いたします。
 
神様の豊かな祝福がありますように。
 
 
2018年7月 丹波新生教会 亀岡会堂
 
牧師 片岡広明
 
(以下、教会の皆様の手書き署名)
 
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送っていただいた、上写真は、以下の通りです。

(1)上の左 1階トイレの天井壁の浸水。
(2)上の中 上記の浸水で破損した天井壁。
(3)上の右 浸水の元になった屋上部分に雨水がたまった状態。
(4)下の左 農業用ポンプの稼働。
(5)下の中 ポンプで水を吸い出す作業。
(6)下の右 1階のポンプから屋上まで延ばしたホース。
 
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丹波新生教会(亀岡会堂)の皆様、
このような丁寧な書状をいただき、
まことにありがとうございました。
 
水害復旧の願いと共に、
御教会の皆様のうえに、
主イエス・キリストの豊かなお守りと、
尽きない祝福をお祈り申しあげます。
 


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丹波新生教会(亀岡会堂)の片岡牧師が、
三役からの急な申出にもかかわらず、
今回の教会訪問に快く応じて下さり、
共に祈ることができましたことに、
感謝いたします。
ありがとうございました!
 
 
 
 
2018年7月26〜27日の、
「教区三役による教会訪問」は、
丹波新生教会(亀岡会堂)訪問のあと、
洛陽教会をごく短時間訪問して終了しました。
 
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洛陽教会は豪雨による床下浸水で、
床ギリギリまで水位が来たとのこと。
地下ホール床のタイルが一部膨張していました。
以前から豪雨時に同様のことがあったとのことですが、
被害が小さくて済みますように祈ります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
──教区三役による教会訪問を終えて──
 
京都教区76教会・伝道所、
そして幼稚園・保育園・福祉施設・学校、
教区・地区・有志などの様々な宣教活動、
宣教協約を結ぶ在日大韓基督教会など、
様々な形で、
主イエス・キリストを証しする全ての活動に、
主の守りと導きをお祈りいたします。