<ご紹介>
川上教会(愛媛県)の会堂建築のこと
先週、一通の封筒が、愛媛県から、
京北教会あてに届きました。
封を切ると、中から、会堂建築趣意書が出てきました。
ついにこの日が来た……と思いました。
京北教会牧師は、かつて1994年4月~2001年3月の期間、
メソジスト教会の伝統を持ち、創立100年を越すこの教会が、
築80年を越して老朽化した会堂に代わって、
場所を平地のまちなかに移して、会堂新築をなされます。
新しい会堂は木造平屋建て、特別に加工した木材を用いて、
木のぬくもりの豊かな素敵な建物になります。
牧師住居は別にした、礼拝堂の建築です。
図面を見ると60人以上分のイスを置ける大きな礼拝堂です。
そして各部に様々な工夫のこらされた、
素晴らしい会堂設計がなされています。
木材の良さを的確に活かした明るい会堂で、
自然の豊かさと人間が共生し、響き合うイメージを感じます。
そんな素敵な礼拝堂を、これから建築されるのです。
こちらが現在まで80年以上使用してきた会堂。
1階が牧師住居、2階が礼拝堂。
この礼拝堂を保育室にして、オリブ園という名の、
幼稚園を長く開設してきました。現在は休園。
また、教会の後ろにある教会土地にはガリラヤ荘という名の、
特別養護老人ホームが長くありましたが、現在は移転。
これは、日本基督教団出版局発行の雑誌「信徒の友」の、
2006年7月号表紙に掲載された川上教会の絵。(金斗弦作)
ご提供に感謝。
教会の後ろにうっすらと老人ホームが描かれています。
いまは移転しています。
教会付近から松山方面を見た景色。湖が見えます。
そして、先週、現在の川上教会の牧師が、
ご用事があって京都に来られた際に、
京北教会を訪ねてきてくださいました。
なんとうれしいことでしょう。
もともと京都の中京区出身の方で、京都はよくご存じです。
お勧めいただいた蕎麦屋に行って、建築への経過のことなど、
貴重なお話をうかがわせていただきました。感謝です。
本当にありがとうございました!
建築期間は2013年9月~2014年4月とのこと。
これからご多忙な日々がずっと続かれることを思い、
神様のお守りと導き、そしてご健康を、
京都から、お祈りさせていただきます。
上の写真は、会堂建築趣意書の本文。
趣意書を送っていただき、本当にありがとうございました。
(上の趣意書を読みたい方は、上の写真をブログ画面から、
パソコンのデスクトップに引っ張っていってコピーした後、
(上の趣意書を読みたい方は、上の写真をブログ画面から、
パソコンのデスクトップに引っ張っていってコピーした後、
その写真をダブルクリックされると写真が大きくなり、
字が大きなサイズで読めるようになります)
また、京北教会ブログへのこのような形での写真記事を、
川上教会牧師夫妻にご覧いただき、この掲載について、
快くご了解をいただきましたことを、感謝申しあげます。
ありがとうございました。
長い歴史の中で、たくさんの方々の祈りが積み重なり、
新しい一歩を踏み出そうとしておられます。
——追記——
2015年8月25日(火)
久しぶりに川上教会を訪ねました。
松山での研修会のあとで、
時間がなかったので、飛ぶように訪れて、
建物だけを見て、帰途につきました。
でも、とても懐かしかったです。
新築された川上教会の会堂。
円形の建物で、木材を美しく用いた、
ほかのどこにもない、素晴らしい会堂です。
ほかのどこにもない、素晴らしい会堂です。
礼拝堂。
(上2枚の写真は以前いただいたものです)
こちらは、筆者が訪れた際の写真。
(天気が悪くて、写真が鮮明でないことをご容赦ください)
実物は、木の曲面の壁がとても美しい、素敵な礼拝堂です!
うしろの赤い屋根の建物はガリラヤ荘という老人ホームです。
繊細な造形に感嘆を覚えます。
美しく、力強い、木の建築です。
力強く美しい、自然と調和した、
素晴らしい会堂を、外から見る事ができて、感謝でした。
建てた川上教会のみなさま、建築・設計の関係者のみなさま、
素晴らしいお仕事に、神様の祝福をお祈り申しあげます。
毎週日曜日の礼拝で、神様の恵みがみなさまを待っています。
以前の川上教会礼拝堂。現在は使われていないようです。
昔はここで教会立の幼稚園もしていました。
なつかしい教会堂。
すべてに感謝。
神様ありがとう。
これからは、新しい教会堂で、
新しい道が開かれていくのですね。
「神がまずわたしたちを愛してくださった。」
ヨハネの手紙1 4:19
(参考)他日のブログとして「川上教会の旧会堂の思い出」を書きました。
内容は、今回とほぼ同じで写真も重複していますが、よろしければご覧ください。
以下アドレスです。