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2013年 3月31日(日)付
「3月31日(日)イースター礼拝のことなど」
教会の暦で、イースター(キリストの復活日)の前の一週間を、
「受難週」と呼ぶ。
イエスの十字架を心に刻むとき。
そして私たちが自分自身の、生きることの苦しみを思うとき。
皆様は、受難週に何を思われましたか。
京北教会の集会室に掛けている、「最後の晩餐」の銅版画。
かつて教会の改修工事を手がけた教会員が寄贈された。
イエスの十字架の前日、弟子たちと最後の食事をした光景。
イエスはこのとき、パンとぶどう酒をご自分にたとえて、
それをみなでわかちあった。そのことを後に記念したことが、
現在の教会の聖餐式(せいさんしき)の原型となった。
もうひとつ、このときイエスがなされたのは、
自らが布を持って、弟子たちの足を洗われたということ。
そして、私がしたように、あなたたたちも、互いにそうしなさい、
そのように言われた。
そうした記憶を、人々は語り継いだ。
イースター(キリストの復活)を語り継ぐときに合わせて…。
京北教会の前にある公園には、しゅろの木と、
桜の木が共に植えられている。
しゅろは、聖書ではイエスの十字架への歩みを象徴する木。
桜は春の到来を示す花を咲かせる木。
偶然ではあるけれど、イエスの十字架と復活を、
こうして自然の樹木が並んで教えてくれているかのようだ。
京北教会礼拝堂の講壇背後の壁の装飾には、
荊(いばら)がデザインされている。
イエス・キリストに被(かぶ)せられた荊の冠を示す。
それは苦難の象徴であり、
同時に神から与えられた使命を全うする栄光の象徴。
私たち一人ひとりが、生きることの苦しみの中で、
荊の冠を、自分のこととして、受け入れる力が、
与えられるだろうか?
イースターは、その問いへの答えが与えられるとき。
2013年 3月31日(日) 京北教会 イースター(復活日)礼拝
説教 「心を高く上げよう」
讃美歌21 211「朝風静かに吹きて」
326「地よ声高く告げ知らせよ」
575「球根の中には」
81「主の食卓を囲み」
礼拝の中で、聖餐式を行いました。
出席者数 31名
礼拝後 ・いつものお茶のとき
足がご不自由になり礼拝に来ることができなくなった方から、
教えていただいたレシピで焼いていただいたリンゴケーキ。
オリジナルな製法で、とっても美味しく爽やかなケーキです。
色も淡くて綺麗! みんなで感謝して味わいました。
それから、この日福岡から来られたご夫妻が、
和菓子のお土産をくださいました。ありがとうございました。
さらに、ゴスペルハウスの牧師が韓国に帰国した際のお土産も。
これは京北教会からヒムプレーヤー(讃美歌演奏機)をお貸しした、
その感謝として土曜日に持ってこられました。感謝です。
午後から、そのリンゴケーキのレシピをくださった方の自宅へ、
教会の有志と共に、訪問聖餐式をいたしました。
身体事情で礼拝に来られない方へは、
こちらから出向いて、聖餐式をいたします。
事前連絡なしに行ったのですが、とても喜んでくださいました。
ご自宅のお庭に豊かに咲くクリスマス・ローズという花。
花が下向きに咲くのが特徴。
3月上旬に逝去された御夫君が大事にしていた庭の花が、
次々と今の時期に咲きだした。
花の横の道を、歩きたかったであろう御夫君を思う。
今は、キリストと共に、この道を歩いておられると、
思い浮かべてみた。
─KCC(京都キリスト教協議会)の、
イースター早天礼拝を訪ねて─
2013年3月31日(日) 午前6時45分~7時30分
於 同志社女子大学 栄光館前庭
出席者 50名弱
京都キリスト教協議会とは、京都にある様々な教会が、
教派等の垣根を越えて共に協力する会のこと。
このような協力をエキュメニカル(超教派)活動と呼ぶ。
各教会から自由参加で、いろいろな方々が集った。
この、朝6時45分からの早天礼拝に、
京北教会牧師は、初めての出席。
前日夜にiPhoneの目覚ましアラームを10回セットして、
無事に起きて、いそいそと向かった。
美しい桜の花が、朝に弱い某牧師の目を覚まさせてくれた。
野外用にアンプスピーカーと奏楽のキーボードが設置された。
朝早くから、皆様のお働きをいただき、ありがとうございます。
早天礼拝には、子どもたちも何人か参加していた。
そのご家族は、この後のためにと、
サンドイッチの朝食を持参しておられた。
(その一部を、某牧師が後でいただきました。感謝!)
礼拝を終え、皆様はそれぞれに自分の教会へと帰っていかれた。
会場提供してくださった同志社女子大学、また機材設置など、
様々にご協力くださった同志社教会の皆様に感謝いたします。
京北教会の前にある児童公園の桜が咲いた。
上の写真は、公園のすべり台の上に立って撮影したもの。
ぴったりの位置、角度からの撮影は難しいですね。
こうして会堂の正面から撮るのは初めてでしょうか。
新しく教会の礼拝案内板を、取り付けました。
礼拝堂内部の写真や、簡単な礼拝案内を、
プリントしてホワイトボードに貼って、道を行く人に、
少しでも見てもらいたいなぁと願ってのことです。
「あなたがたは、
十字架につけられた、
ナザレのイエスを捜しているが、
あの方は復活なさって、
ここにはおられない。」
(マルコによる福音書 16章6節より)
クリスマスのときには、Merry,Christmas…
メリー・クリスマス(クリスマスおめでとう!)
…という言葉があります。
イースターの場合はどう言うかというと、
…と言うそうです。
─ハッピー・イースター!─
ちょっと照れる言葉のような気がして、
口に出さず、一人で心の中でそう言ってみました。
それだけで、幸いになれるような気がして。