<きょうほく・きょうかい>
「虹のかかる教会」京北教会ブログ
2013.3.17
「3月17日(日)教会創立104周年記念礼拝─トークライブ」
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日本キリスト教団 京北(きょうほく)教会
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2013年 3月17日(日)付
「3月17日(日)教会創立104周年記念礼拝─トークライブ」
上のような看板を、教会の門に立てています。
今日は、京北教会の創立104周年記念の、
特別伝道礼拝です。
2013年 3月17日(日) 京北教会 創立104周年記念
特別伝道礼拝
聖 書 エレミヤ書 18章 2~6節
説 教「いつもそこに音楽があった──私と神さまの間に」
関谷直人牧師(同志社大学神学部教授)
讃美歌21 419番「さあ、共に生きよう」
493番「いつくしみ深い」
57番「ガリラヤの風かおる丘で」
出席者数 31名
初めて教会を訪れた方、久しぶりの方、
教会員のご家族など、様々な方が来られました。
礼拝後 ・軽食
・「歌のつどい」 出席者数 30名
関谷牧師がギターと機材を持参され、
みんなと一緒に讃美歌や様々な歌を歌いました。
楽しいひとときをいただいて、感謝!
朝、奏楽者が練習に来られる。
約50年前に京北教会の奏楽を始められた方。
今日は1916~17年製造の初代オルガンを用いられる。
今日のために、朝、担当の方が花をいけてくださる。
朝早くから、女性会の方々による、
お寿司の準備をいただきました。感謝。
とてもおいしかったです。
礼拝では、教会創立104周年を覚えて司会が祈りを献げ、
説教は、関谷直人牧師から「伝道説教」をしていただいた。
エレミヤ書 18章2~6節から、神の導きと人の成長について、
そこに限界が無いこと、わずかずつでも人は変わりうることを、
ご自分の今までの夢と挫折、重荷を負いつつの希望の歩みの、
人生経験を通して、ユーモアを散りばめて語ってくださった。
楽しく、またしみじみと、みんなで聴きました。
関谷先生、ありがとうございました。
礼拝後に、京北教会牧師から、創立記念礼拝にあたっての、
挨拶がありました。
104周年を迎えて、これから105年目に入っていく、
京北教会の歩みを皆様と共に、主の導きのもとに、
作っていきましょう──と。
昼食の間に、礼拝堂で「歌のつどい」の会場設営をしました。
iPadとプロジェクターで、スクリーンに歌詞を映します。
投光が明るいので、窓に外光を遮るための幕は不要です。
実際にセットしてみると、なぜか映像がうまく出ず、
急遽、別のノートパソコンにつなぐことにしました。
今度は成功。ホッとしました。
関谷牧師、ギターを肩にかけます。スタンバイOK。
では、今から「歌のつどい」を始めます♪
30名が聴き入ります。
午後から、この時間のために来られた方もおられました。歓迎!
歌詞がスクリーンに映し出されるので、手元の紙を見るのでなく、
みんなで前を向いて、上を向いて、歌えます。
メロディーは、何度も関谷牧師が歌ってくださるので、
それに合わせて。
讃美歌Ⅰ編(1954年版)を歌うことになったのですが、
iPadの中にしかなく、パソコンの中には歌詞がありません。
スクリーンに映せないので、どうしようかというときに…
京北教会備え付けの讃美歌Ⅰ編が登場、活躍となりました。
急遽、みなさんに配って、みんなで歌えました。
以前に教会で呼びかけて、各人の家に眠っているⅠ編を、
教会に寄贈していただきました。そうして集まった、
40冊近い讃美歌Ⅰ編に、きれいにカバーをつけて備え付け、
月1~2度ほど、礼拝のあとの、
「こころで歌おう~新旧讃美歌一曲」の時間に、
使ってきました。
それが、この日のために、役に立ちました。あ~、よかった。
会場の熱気か、先生は上着を脱いで熱唱してくださいました。
讃美歌にまつわるお話もたくさん、話されました。
こういう形を、コンサートではなく、
この日、お話もあればギター独唱もあり、みんなも歌いました。
約1時間のトークライブ。中身がぎゅっと詰まった時間でした。
最後に先生が「ほんまは、あと1時間分ぐらい用意してきました」
とおっしゃられました。iPadの中には、今日のために、
他にいろいろな歌詞を用意してくださっていたそうです。
どんな歌だったのでしょう~。
あと1時間、聴きたかったなぁ。
けれども、もっと聴きたいところで終わるのが肝心。
関谷直人先生、朝の礼拝から午後まで、ありがとうございました。
出席した皆様と共に、心より感謝申しあげます。
─京北教会創立104周年記念にあたって─
京北教会の創立記念日は、1909年3月25日です。
この日は、京北教会に専任の定住牧師を置くことが、
当日のメソジスト教会(教派)会議で決定される前日です。
専任の牧師を定住することで、独立した一つの教会になった、
そのような理解でこの日が創立記念日になったと推測できます。
実際の伝道としては、この日からさらにさかのぼった、
1901年12月8日が、京北教会の発端となる「烏丸講義所」が、
烏丸五条下ルの場所に借家で出発した日です。
そこから数えると112周年です。
最初の講義所は、1901年の伝道出発から、
借家を転々と5回移り、名前も「五条講義所」など変えつつ、
歩み続けて成長し、信徒が増えて、
さらに幼稚園を開設するまでに力をつけ、
1923年に「京南教会」となり、
その翌年には、ついに念願の会堂建築を実現します。
京南教会に至る前の、
講義所時代の住所は以下の通りです。
(1)1901~1903 烏丸五条下ル 大坂町
(2)1903~1912 不名門通 五条下ル
(3)1912~1914 万寿寺通 烏丸西入ル 御供石町
(5)1917~1924 松原通 高倉西入ル 本灯籠町
そして、京南教会が建築されたのは、1924年。
(6)1924~1939 堺町通 松原下ル 鍛冶屋町
(7)1939~1941 ?
(8)1941~ 下鴨神殿町17-3(現在地)
さて、講義所であった借家があったところは、
それぞれ、どんな町だったのでしょう。
GoogleMapから現在の写真をひろって以下に掲載します。
当時の正確な場所はわかりませんので、あくまで、
記録に残されている住所の付近ということでの写真です。
(1)1901~1903 烏丸五条下ル 大坂町
(2)1903~1912 不名門通 五条下ル
(3)1912~1914 万寿寺通 烏丸西入ル 御供石町
(5)1917~1924 松原通 高倉西入ル 本灯籠町
そして、以下の付近に京南教会が建築されました。
(6)1924~1939 堺町通 松原下ル 鍛冶屋町
このあたりに、京南教会があったのか…。
下は、現存する京南教会の写真。
そして、1941年に下鴨に移築移転して現在地へ。
3月27日に献堂式が行われた。
それにあわせて「京北教会」へと名称変更した。
こうして、京南教会と京北教会の2枚の写真を並べて見ると、
会堂の形が違う。そのままの形で移築したのではなくて、
資材を活かしながら、建て増しをしているようだ。
内部の構造も違っている。
礼拝堂そのものは、おそらく同じ造りであろうが、
それ以外のところに手を加えて、
新しい会堂を建てる思いで建築されたのだろう。
下は、京南教会時代の「京南愛育園」の記念写真。
礼拝堂を用いて保育がなされていた。
歴史の中の教会…。
イースター礼拝の練習のために、奏楽者が来られた。
京南愛育園時代からのオルガンは、今日も響いている。