京北(きょうほく)教会ブログ──(2010年〜)

日本基督(きりすと)教団 京北(きょうほく)教会 公式ブログ

<日本キリスト教団 錦林教会を訪れて>(2013年ほか)

 
イメージ 15
 

  日本キリスト教団 錦林教会を訪れて

 
          2013年以降、数回の訪問を合わせた記録です。
 
イメージ 16
 錦林(きんりん)教会の会堂は1929年に建てられました。
 ヴォーリズ建築による貴重な建物です。
 教会創立は1901年です。
 当時は「京都普及福音教会」といい、場所は聖護院の地域でした。
 そこから1929年に現在地に移転し、今の会堂が建築されます。
 そして1951年に「錦林教会」となり、同時にペスタロッチ保育園が、
 開設されて、両者が共に歩むようになりました。
 
イメージ 12
上の地図は京都教区による作成。ご提供に感謝。
京都教区HPは以下です。

京北教会牧師による、京滋など各地の様々な教会の、
紹介記事は以下です。 

                                   
 
そして、本ブログの写真記事掲載については、適宜、
錦林教会の牧師に了解をいただいています。感謝!
 
 
イメージ 30
道路側から見た教会。
初めての方は、すぐ近くに来るまで、
教会の建物に気づきにくいかもしれません。
 
 
イメージ 2
この大きなアーチが教会・保育園の目印です。
 
イメージ 17
 錦林教会では、ペスタロッチ保育園が開設されています。
 毎日、この門を子どもたちがくぐっていきます。
 
イメージ 1
 この玄関は、教会への入り口であり、
 同時に、保育園の入り口です。
 スロープも設置されています。(写真右側)
 
イメージ 4
 玄関内部。保育園の子どもたちの靴箱が並びます。
 
イメージ 3
 玄関から入って最初の部屋は保育室。
 
イメージ 5
 一階の廊下。歴史ある建築物の、いい雰囲気が出ています。
 
イメージ 6
 階段から上は手を加えずに歴史的建築が保存されています。
 錦林教会の礼拝堂は2階にあり、この階段から上ります。
 
イメージ 9
 階段の踊り場の壁に、木の彫刻。
 数十年前にある彫刻家の巡回展を見た、
 当時の牧師の発案で購入されたものだそうです。
 十字架と聖霊の炎を表す意匠と考えられています。
 
 
イメージ 14
 歴史ある礼拝堂です。
 
イメージ 27
 講壇付近。

イメージ 28
 講壇のイスに、いばらと思われる意匠の彫刻。
 
イメージ 29
  講壇の上の横柱に、細かい装飾の彫りがあります。
 (もしかしたら「シュロの葉」の意匠かもしれないとも思えました)
 
イメージ 10
 大きな梁で天井が支えられています。
 
イメージ 18
 柱には表面を削った跡が残されています。
 不思議な力強さを感じました。
 
イメージ 11
 講壇から見る会衆席。
 
イメージ 19
 これは礼拝堂後部の奥の部屋の窓。
 献堂当初はこの窓が外壁に面していたそうです。
 ユニークな、初めて見るデザインでした。
 
イメージ 8 
 
礼拝堂の、ヤマハリードオルガン。音栓が11個あるのは、
 最上級機種と聞きます。とても良い音色です!
 
イメージ 7
 ちょっとわかりにくい写真ですが、
 講壇に登る小さな階段に手すりが付けられています。
 ありがたいご配慮。
 礼拝中、司会の方が上り下りされるとき、
 ときどき、こけそうになるんですよね。
 
イメージ 13
1929年に建築された当時のままの、
礼拝堂の床。
そして聖餐卓。
 
古びた木造で傷が無数についています。
 
 
 
恵みの数を表しているように。
 
 
 


イメージ 20
ある日曜日の錦林教会。
 
イメージ 21
ある日の礼拝の様子。
 
イメージ 25
 
──ある日の礼拝での聖書箇所──
 
 わたしは言った。
 「ああ、わが主なる神よ
  わたしは語る言葉を知りません。
  わたしは若者にすぎませんから。」
 
 しかし、主はわたしに言われた。
 「若者にすぎないと言ってはならない。
  わたしがあなたを、
  だれのところに遣わそうとも、
  行ってわたしが命じることをすべて語れ。
  彼らを恐れるな。
  わたしがあなたと共にいて必ず救い出す」
 と主は言われた。
 
                   エレミヤ書1章より
 
イメージ 24
ある日の茶話会の様子。(保育園1階ホールにて)
 
イメージ 22
教会の庭(保育園の園庭)には、大きなザクロの木が、
幹が大きく曲がった状態で、木の台でガッチリ支えられています。
 こうして、古くからの自然が、安全な形で守られています。

 
イメージ 23
木の高いところに掛けられた、鳥の巣箱。
どうやってかけたのでしょうか。
 
 
 
イメージ 26
庭のザクロの実。
 
 
 
錦林教会には、何年かに一度ぐらいしか、
行く機会がありませんが、
いつも心に残る何かを感じます。
今回、このブログにそうした教会の恵みを、
写真と言葉で残させていただきました。
感謝申し上げます。
 
錦林教会に、いつも、
ひとつ、ひとつ、必ず実を結ぶ、
神様から与えられる恵みが満ちていますように、
お祈りいたします。
 
 
 
 
 
 
「たえなる みめぐみ 日に日に うけつつ
みあとを行くこそ こよなき さちなれ」
(讃美歌 21-461 番より)