<きょうほく・きょうかい>
「虹のかかる教会」京北教会ブログ
2012.11.18 「11月18日(日)のこと/初代オルガンの修理」
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日本キリスト教団 京北(きょうほく)教会
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2012年 11月18日(日)
「11月18日(日)のこと」
陽光を礼拝堂の中に届けるように咲く花。
お花担当の方、ありがとうございます。
2012年 11月18日(日) 京北教会 聖日礼拝
収穫感謝日・神学校日
聖書 ルカによる福音書 12章 13~21節
説教 「時代に悩まず」
讃美歌21 425「こすずめもくじらも」
412「昔主イェスの蒔きたまいし」
280「まぶねの中に」
出席者数 34名
礼拝後 ・こころで歌おう~新旧讃美歌一曲
讃美歌Ⅰ編─504「実れる田の面(も)は」
・いつものお茶
今日はお茶に残ってくださる方が多かったです。30名!
お菓子に栗きんとんを用意してくださいました。
茶菓の準備をしていただいた皆様に感謝。
京都から来られた隠退牧師ご夫妻の姿がありました。
お茶をいただく前のお祈りを牧師にしていただきました。
感謝。
そして、今日は、九州から家族訪問のために、
京都に来られたご夫妻が初めて、
京北教会の礼拝に来てくださいました。
ありがとうございます。
福岡中部教会会員のご夫妻です。
良い交わりのときを持たせていただきました。
昔、京北教会の近くにお住まいであられたとのこと。
しばしの京都滞在が良いひとときとなりますようにと、
皆で祈りを合わせました。
下は記念写真。今日は良い天気になって良かったです。
さて、来たる12月6日(木)には、
アドベント・オルガン・コンサートを開催いたします。
もうすぐ下の看板を教会の門に出します。
週報掲載「宣教のことば」
「自分のために富を積んでも、
神の前に豊かにならない者は、
このとおりだ。」
ルカによる福音書 12章21節
イエス・キリストが語られた、たとえ話を通じての言葉です。
作物が豊作で倉に入りきらないほどだったので、
自分の倉を壊してもっと大きい倉を建てて、
そこに作物を蓄えてこれからは何年も働かずに楽しもうと、
夢想していた男についての話です。もちろん架空の人物です。
こういう話を読み、「そうならないようにしよう」、
「そんな人にはなりたくない」と思うのが当然ですが、
それだけでは道徳の訓話のようにも思えます。
この話を語り継いだ人々は、
ありがちな道徳の話としてでなく、
このイェスの語ったたとえ話を、
どこか自分の人生の中にあった実際の、
痛恨の記憶を重ねながら、
次の世代の人々に向けて語ったかもしれません。
自分が幸福になるという夢想に、
心が一杯になったときに、
ふと、隣人のことを忘れます。
神の恵みに飽き足りてしまって、
隣人のことを忘れてしまうのです。
私たちは、主イエスの言葉の前に、
ぬかずいているのではありませんか。
寒さが増している今日このごろ。
一日一日を守って歩んでいきましょう。
みなさま、
お風邪をひかれませぬように。
─追加記事─
11月21日(水) 午後2~4時 初代リードオルガンの修理
初代リードオルガンの修理を依頼し、
この日に来ていただきました。
鍵盤で一音、ストップ(音色調整)が一箇所、
音がびびる(きれいに出ない)ところがあるためです。
以下、写真。
上のように開けた中の、緑のドライバーの左のあたりの板に、
このオルガンの製造番号が下のごとく刻まれています。
「123586」…この番号によって、このオルガンが、
1916年か17年に製造されたものであると判明しています。
(このことをご調査いただいたTさんに感謝!)
そして、内部の板には、下のように文字が書かれていました。
かつて修理されたときの記録、職人の名前でしょうか?
何と書いてあるのでしょう。
オルガンのストップ(音色を様々に変化させる仕組み)の構造。
びびり音の出るストップを慎重にチェック。
びびり音を消すために、慎重に内部を調べます。
ストップの構造部分を外します。
問題はオルガンのずっと内部にあると判明。
さらに分解して見ていただく。
鍵盤も外します。
一つひとつの鍵盤は、下の一本一本の棒に対応しています。
外した鍵盤の裏。赤いのはフェルト地。
再び戻して。
一つひとつの鍵盤は、音階を出す各音ごとの「リード」という、
ごく小さな部品へと届くように動きます。
2時間かけて、依頼箇所を全て修理してくださいました。
修理後、一つひとつの部品を元に戻していきます。
エフペック社の嶋村さん、どうもありがとうございました。
来週日曜日の礼拝のためにつぼみで用意されていた、
礼拝堂のサザンカの花が開いてきました。
その日を待ちつつ。