2012年 8月19日(日)付ブログ
─宇治教会での大雨水害─
8月14日(火)未明の大雨による、宇治教会の水害被害の報告をします。
「日本キリスト教団 宇治教会」と、その付属幼稚園である「愛児園」が、
14日(火)未明に、大雨による、土砂流入・床上浸水の水害を受けました。
下は、16日(木)撮影の幼稚園舎。かなり片付けが進んだ時点での撮影。
以下、続く写真は、水害当日、14日(火)の写真。
宇治教会牧師による撮影。
大雨により、未明に、教会の裏山から、大水と共に大量の土砂が流入。
園庭。土砂と水で大変なことに。
園舎と教会建物に、床上浸水。
下は事務室。
教会と幼稚園のみなさんが、即日、
排水、清掃、物品移動などに取り組まれました。
牧師ご夫妻(共に牧師)の住居は、教会に隣接しています。
この日の未明に、突如として被害に襲われ、
ご家族の皆様ともどもに、大変だったでしょう…。
下の写真は、浸水した、礼拝堂玄関ロビー。
下は、床上浸水後の最初の対処をした後の、
礼拝堂の様子。
園舎の物品を移動し、排水と土砂の洗い出しを行う。
宇治教会の礼拝堂。2月撮影。
会堂のすぐ裏が山地になっていることがわかります。
礼拝堂内部。2月撮影。
ここより以下の写真は、
8月16日(木)の復旧作業時に筆者が撮影したものです。
礼拝堂。排水、清掃を終え、15日からずっと乾燥作業中。
オルガンやハンドベルなどを乾燥中。
礼拝堂のあちこちに扇風機をおいて乾燥。
山と教会・幼稚園敷地をへだてていた、
サクの一部が土砂により破損しています。
大雨によって水が流れてきた源流は、下の写真の中央奥。
水の通り道がまだ残っています。
園庭より一段上の、山土の部分に残っている水面を、
土で埋めていきます。
そのために、園庭に流入した土砂をスコップで集め、
一輪車に乗せて、一段上の土地に移送して、
水面を埋めていく作業を続けます。
一輪車を上げられるように、段に板をかけています。
現場で、こうしたことを、さっと思いつかれる方がおられました。
ありがとうございます。
教会ホールでの清掃・物品移動の作業の最中。
宇治教会・幼稚園の方たちの復旧作業に、
連絡を聞いて自主的にかけつけた、
京都教区・京都南部地区の方々も参加しました。
園庭の復旧作業のお手伝いをさせていただきました。
いろいろなものを出して乾燥したり、整理したり、
元に戻したり…。みんなで分担しながら、作業が続きます。
だいぶ整地が進んできたところで、休憩。
まだまだ土砂移送が必要。
下の写真は、水面に土をかけて、かなり埋めた段階。
一応、土地に水たまりが無い状態にまで、出来ました。
作業の合間に、記念写真をとってくださいました。
写っているのが、当日のボランティアの全員ではありません。
室内には、もっとたくさんの関係者の方が働いておられました。
そうして、お昼すぎに、園庭修復のための作業を終了しました。
最後に、お昼の解散をするときに、みんなで輪になりました。
宇治教会牧師(幼稚園長)が、水害状況の経緯のお話をしてくださり、
ボランティアの方たちへの感謝を述べられ、
最後に、お祈りをしてくださいました。
上の写真の、上下黒の服装の方が、宇治教会主任牧師。
てきぱきとした作業のご指示、また最後のお祈りにいたるまでの、
暖かなご配慮を本当にありがとうございました。
宇治教会と、教会付属の愛児園、また水害にあわれた皆様の上に、
神様の慈しみと恵み、癒しと平安を祈ります。
今回のブログでの、水害関係の写真は、
宇治教会牧師が当日の様子を撮影されたものと、
筆者が8月16日(木)に、京都南部地区からの、
復興支援ボランティアとして参加したときのものです。
写真のご提供と、ブログ掲載の許可をいただきました、
宇治教会牧師、また教区・地区等の関係者の皆様に、
感謝申しあげます。
京北教会も、みんなで力を合わせて、
神様に導かれて歩みます。
さあ、暑い夏も後半です。
もうちょっとの辛抱かもしれません。
「あなたの重荷を主にゆだねよ。
主はあなたを支えてくださる。」
詩編 55編 23節